オールセラミック治療のデメリット
オールセラミック治療のデメリットは、次の3つがあります。
費用が高額になる
衝撃に弱い
歯を削る量が多い
デメリットも理解したうえで、オールセラミック治療を検討するようにしましょう。
費用が高額になる
オールセラミック治療は、自費診療なので治療費が高額になってしまいます。
料金設定も歯科医院によりさまざまで、治療する歯が多い程、治療費も高額になります。事前に治療費用がどの程度かかるのか、歯科医師に確認するようにしてください。
衝撃に弱い
オールセラミックは、強い衝撃により割れたり欠けたりすることがあります。そのため、負担が強い奥歯には不向きだとしている歯科医院もあります。
特に、歯ぎしりの癖がある方や噛み合わせが強い方は適さない可能性が高いので、事前に歯科医師に相談するようにしましょう。
歯を削る量が多い
オールセラミックの種類や治療方法によって削る量はさまざまですが、治療工程で健康な歯を削ることになります。
金属の補綴物は、強度が高く薄くても大抵は問題ないですが、オールセラミックは強度を確保するために金属の補綴物より厚みが必要です。
したがって、オールセラミックは強度の都合で健康な歯を削る量が、金属の補綴物より多くなってしまいます。
オールセラミック治療の費用の相場
オールセラミック治療は、自費診療なので治療費は患者さんが全額負担します。
また、歯科医院によっても価格設定が大きく異なるため、多くの場合が高額です。
費用の相場はインレーの場合でおおよそ4万円~9万円(税込)、クラウンの場合でおおよそ8万円~20万円(税込)になります。
あくまでも相場の価格ですので、詳しい治療費を歯科医師に確認するようにしてください。
配信: Medical DOC