デンタルローンとは?
クレジットカード支払いとデジタルローンの違いについて教えてください
クレジットカード支払いとデンタルローンの違いは以下の通りです。審査の必要性:クレジットカードを利用する際に特別な審査は必要ありません。しかし、デンタルローンは審査を通す必要があります。原則として、18歳以上で安定した収入がある方が対象となります。職業がアルバイトやパートの場合、18歳以上でも学生の場合には保証人が必要なことがあります。
金利の違い:クレジットカードの分割払いの金利は一般的に15%程度です。一方、デンタルローンの平均的な金利は5〜8%程度であり、クレジットカードよりも低い金利となります。
医療費控除の対象費用の違い:クレジットカードの場合、その年に支払った分の費用が医療費控除の対象になります。一方、デンタルローンの場合は、総額の金額が医療費控除の対象金額になります。そのため、対象金額が高くなり、節税できる金額が増える可能性があります。
上記のように、デンタルローンは審査が必要であり、金利が低く医療費控除の対象金額も大きくなるメリットがあります。一方、クレジットカード支払いは審査が不要で手軽ですが、金利が高く制限があることが特徴です。
デンタルローンの申請に必要なものを教えてください
デンタルローンの申請に必要なものは以下のようなものが一般的です。申し込みフォーム:デンタルローンを利用する銀行やローン会社の公式ウェブサイトにアクセスし、申し込みフォームを開きます。
必要事項の記入:申し込みフォームに必要な情報を正確に記入します。以下の情報が含まれる場合があります。
お名前・フルネーム
生年月日
連絡先(電話番号・メールアドレス)
住所
職業・勤務先情報
年収・収入情報
身分証明書:身分を証明するための書類が必要となります。以下のいずれかの書類が一般的に要求されます。
パスポート
運転免許証
健康保険証
住民票
収入証明書:年収・収入情報を証明するための書類も提出が必要です。以下のいずれかの書類が使われる場合があります。
給与明細(最近の数か月分)
源泉徴収票
所得証明書
なお、デンタルローンの申し込みに関しては、利用する銀行やローン会社によって必要な書類や手続きが異なる場合があります。したがって、申し込みを行う前に、対象となるローン会社のウェブサイトで詳細な申し込み情報確認が重要です。必要な書類を準備してスムーズに申し込みを進められます。
インプラントの費用で追加料金が発生した場合もデジタルローンの使用は可能ですか?
デンタルローンを利用してインプラント治療を行う際には、追加治療費の支払いに注意が必要です。分割金額が確定し、支払いが始まった後に予期せぬ追加費用が発生すると、新たにデンタルローンを申請する必要があります。そのため、インプラント治療を正式に依頼する前に、見積書の要件や内訳をきちんとチェックすることが重要です。見積書を入手したら、不明な点は必ず確認し、追加費用が発生する可能性についても歯科医院に尋ねましょう。 追加費用が発生する場合には、その内容や金額を理解したうえで承諾することが重要です。また、追加費用が発生しないように、事前のカウンセリングや検査をしっかり行い、治療計画を立てることも大切です。 デンタルローンを利用して治療を受ける際には、明確な見積書を確認し、不明な点は遠慮なく質問することで、安心して治療に臨められます。
編集部まとめ
ここまでインプラント費用の分割についてお伝えしてきました。ここまでの要点をまとめると以下の通りです。
インプラントの費用はクリニックにより変わってくるが通常1本あたり30〜50万円が相場となっている
インプラント費用の支払い方法については現金だけではなく、クレジットカードやデンタルローンなどの方法がある
デンタルローンとはクレジットカードと違い審査や手続きがあるが金利が低く医療費控除の対象金額も大きくなるメリットがある
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事の監修歯科医師
遠藤 眞次歯科医師(グランメゾンデンタルクリニック)
長崎大学歯学部を卒業後、東京と群馬の歯科医院で分院長を歴任。臨床のかたわら、歯周治療やインプラント治療についての臨床教育を行う「Dentcation」の代表を務める。他にも、歯科治療のデジタル化に力を入れており、デジタルデンチャーを中心に、歯科審美学会やデジタル歯科学会等で精力的に発表を行っている。
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配信: Medical DOC
