【野菜の新常識】新じゃがは“生”で食べられる!?「マリネ」にしたら…シャキシャキ爽やか~【農家直伝】

【野菜の新常識】新じゃがは“生”で食べられる!?「マリネ」にしたら…シャキシャキ爽やか~【農家直伝】

じゃがいもといえば、煮たり、炒めたり、揚げたりが定番ですが、なんと”生”でも食べられるってご存じですか?しかも、加熱した場合のホクホク感とは違い、シャキシャキ爽やか~な食感が楽しめるそう。埼玉県の農家に、今の時期にぴったりの「新じゃがいものマリネ」を教わりました。初めての食べ方でちょっぴりドキドキですが、さっそく挑戦してみます♪

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材料(4人分)
新じゃがいも…2個
紫玉ねぎ…1個
にんにく…1かけ

【ドレッシング】
サラダ油…100ml(1/2カップ)
酢…約67ml(1/3カップ)
らっきょう酢…約134ml(2/3カップ)
塩…小さじ1
こしょう…少々

らっきょう酢は、あまりなじみのない方もいるかもしれませんが、ラベルの裏面を見ると、らっきょうだけでなく、大根やかぶなどの甘酢漬けにも使えるそう。1本持っておくと、少し余った野菜などを漬けられて便利そうですね♪

それでは、さっそく作っていきますよ。

作り方
1.新じゃがいもは、出来るだけ薄く切って、水に15分位さらす(2回水を替える)。

皮を剥いた新じゃがいもを、透き通るように薄~くスライス♪
あれば、スライサーを使っても良いと思います。

水にさらすことで、変色を防止し、余分なでんぷんを落としてじゃがいも同士がくっつくのを防ぐこともできますよ。

2.玉ねぎ、にんにくもごく薄く切る。

3.1の新じゃがいもは水気を切り、2の玉ねぎ、にんにくと混ぜ、耐熱容器に入れておく。


紫玉ねぎは大きめのものを使ったので、たっぷり出来ました!

4.鍋に【ドレッシング】の調味料を入れて火にかけ、煮立ったら混ぜた3の野菜にまわしかけ、急いでアルミホイルでフタをする。そのまま冷ましながら味をなじませる。

熱々のドレッシングを全体にまわしかけます。

容器のフタはせず、急いでアルミホイルをかぶせます。

こうすることで、しばらくは温かさが保たれたままの状態に。

熱さも落ち着いたので、さっそくアルミホイルをとってみましょう。オープン♪

わぁ、紫玉ねぎの彩りがキレイ!おいしそうなマリネですね〜。あんなにたっぷりあった紫玉ねぎも、こうやってみるとちょうどいい量ですね。

実家から家庭菜園で収穫したグリーンピースが届いたので、茹でてトッピングしてみたら彩りも豊かになりました♡

じゃがいもなのに、食感はフレッシュな「かぶ」⁉

では、さっそくいただきます♪

えーーー、これは、じゃがいもなの!?
噛むとシャキッとしつつ、薄くスライスしてマリネ液に浸しているので、しんなりもしてる。じゃがいもという感じが全然しない!!スルッと飲み込めちゃいそう(笑)。瑞々しい新じゃがいもだからこそかな。

例えるなら、これは、そう「かぶ」!非加熱のおいしいフレッシュなかぶにそっくりです。アルミホイルをかぶせた余熱効果により、生でも硬すぎず、サッと茹でたような食感になるのかもしれません。

夫や娘も、言われるまでじゃがいもだと分からず。それにしても、こんな食感は初めて♡。

ドレッシングもにんにく入りなので、味にとてもパンチがありGOOD!
玉ねぎではなく、紫玉ねぎを使っているので、色合いがキレイなのはもちろん、辛味が少ないのもうれしい点。
夫はもちろん、酸っぱいのや辛いのが苦手な娘もパクパク食べました♪

時間が経つと…「じゃがいもが可愛いピンクになってる〜♡」

農家さんから、味のしみた翌日がおいしいですよ、とアドバイスをもらったので、楽しみにして保存してみたら…

なんと、さらに鮮やかなキレイな色に。
娘は翌日のマリネを見て「じゃがいもが可愛いピンクになってる〜♡」と喜んでいました。

それに、時間が経っても水っぽくならずコクが増してる!そのまま食べてももちろん、鶏肉のソテーに合わせてもイケました◎。

最初は、じゃがいもを生のまま食べても大丈夫?と若干心配だったのですが、家族全員お腹もまったく問題ありませんでした(笑)。

じゃがいもの常識が覆される「シャキシャキポテト」、ぜひ体験してみてくださいね。

※生のじゃがいもに含まれるデンプンは、消化不良を起こしやすいので、食べすぎや、消化能力の低い小さな子どもに食べさせるのは避けてください。また、じゃがいもの芽や緑色になった部分には、微量の天然毒素が含まれるので、しっかり取り除いてから食べることが必要です。

★今回のレシピは、埼玉県JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/tamanegi/4477.html

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