【志麻さんのグラタン】具は…コンソメで煮た青梗菜をハムで巻く!?濃い味の具とミルキーソースが合う♡

【志麻さんのグラタン】具は…コンソメで煮た青梗菜をハムで巻く!?濃い味の具とミルキーソースが合う♡

1月10日放送のバラエティ番組『沸騰ワード10』では、伝説の家政婦・志麻さんの旬の食材を使った冬料理特集を放送。13品を3時間で作っていて、中でも寒い日によさそうだったレシピが「チンゲン菜グラタン」です。ハムで巻いたチンゲン菜を具にしていて、とてもおいしそうでした。具にはしっかり味を付け、ソースには味を付けないのがおいしく作るポイントだとか。メリハリが付いて軽やかな味わいとのことで、いざ挑戦!

【志麻さんの料理基本のき】冬だから「いろいろ使えるホワイトソース」に挑戦!秘密の配合は1:1:10


『沸騰ワード10』公式X(旧Twitter)がこちら!

『沸騰ワード10』の公式Xに、1月10日放送回の様子がポストされていますよ。ショート動画の冒頭に出てくる料理が、「チンゲン菜グラタン」です。

コンソメで煮たチンゲン菜をハムで巻き、それをグラタンの具にするなど、志麻さんのアイデアが詰まった一品です。

「チンゲン菜グラタン」のポイントは、ベシャメルソースには味を付けず、具の方にしっかりと塩味と旨味を付けること。こうすることで、重たい食べ心地になりがちなグラタンを、軽やかにいただけるそう。

グラタンにチンゲン菜を使うのも、珍しい!おいしいグラタンになりそうなので挑戦してみます♪

ソースと具で味の濃淡を付けるのがコツ!「チンゲン菜グラタン」に挑戦

【材料】(作りやすい分量)
チンゲン菜…1袋(2株)
ハム…8枚
牛乳…450ml
有塩バター…40g
薄力粉…35g
コンソメ(固形)…1個
ピザ用チーズ…適量 ※今回は50g使用
水…少量

オーブンを、250℃に予熱しておきましょう。

1. フライパンに少量の水とコンソメを入れて中火で煮詰め、縦半分に切ったチンゲン菜を入れてフタをし、10分、煮ます。

水の分量がレシピに明確に記されていないため、今回はフライパンの底全体にスープが広がるよう、水を100ml注いでコンソメを溶かしました。

縦に半分に切ったチンゲン菜の断面を下にして並べ、フタをして弱めの中火で10分ほど煮ました。

10分煮て煮汁が多ければ、チンゲン菜がコンソメを吸うまで煮るとのこと。今回は5分ほどフタを取って煮詰めましたが、チンゲン菜がスープを吸わなかったので、スープが残った状態で冷ましておきました。

2. 鍋にバターを入れて強火で溶かし、バターが溶けたら薄力粉を加えてしっかりと混ぜながら火を通します。

レシピには「鍋にバターと薄力粉を入れて強火に点火し、バターが溶けたらしっかりと混ぜながら火を通します。」と書かれていたため、鍋にバターと粉を同時に入れて強火に点火しましたが、粉が焦げ付いて茶色くなり、白いベシャメルソースにはなりませんでした。そのため上記のように書き換えています。

ベシャメルソースは真っ白なソースなため、焦げ付かないようにフッ素樹脂加工のフライパンで作ることに。バターを強火で溶かします。

バターがしっかりと溶けたら、焦げ付かないように中火に落としてから薄力粉を加え、素早く全体を混ぜ合わせました。薄力粉が生の状態だとダマになりやすいので、しっかりと火を通すのがポイントです。

薄力粉が焦げてしまうと茶色いソースになってしまうので、焦げ付かないように気を付けてくださいね。

3. 牛乳を2回に分けて加え、都度よく混ぜて、ベシャメルソースを作ります。

レシピには2回に分けて牛乳を加えると書かれていますが、ダマにならないよう、今回は4回に分けて牛乳を加え、都度よく混ぜました。

最初はねっとりと重たいペーストのようでしたが、牛乳を加えるごとにサラッとしたソースに。ベシャメルソースは塩やこしょうを加えて味付けすることもありますが、今回は具にしっかりとした塩味や旨味があるため、ソースは牛乳の味わいのみで仕上げます。

牛乳を全量加えるとサラサラになったため、弱めの中火で絶えず混ぜながら、8分ほど煮詰めてとろみを付けました。ソースに濃度が付くと焦げ付きやすくなり、白いソースが茶色っぽくなってしまうので、絶えず混ぜてくださいね。

4. 1をグラタン皿に並べて残った煮汁をかけ、チンゲン菜1本に付きハムを2枚巻きます。

コンソメで煮たチンゲン菜にハムを巻くとのことですが、チンゲン菜の根元が太いので、今回は上から重ねるように成形。フライパンに残った煮汁をかけ忘れたので、ハムを重ねた後に、隙間から流し込みました。

5. 3とチーズをかけ、250℃に予熱したオーブンで15分焼きます。

具の上にベシャメルソースを流し、ピザ用チーズを全面に乗せました。

あとは250℃に予熱したオーブンで、表面がこんがりとするまで焼くだけです。今回はレシピ通りに15分焼くと、チーズがこんがりと焼けました。

ソースがミルキー♪チンゲン菜とハムで塩味のバランスが取れる!

タサン志麻さん考案の「チンゲン菜グラタン」が、完成しました♪真っ白なベシャメルソースとチーズに覆われて、中にチンゲン菜とハムが入っているのがわかりませんね。でも、チーズがこんがりと焼けておいしそう♡

どこにチンゲン菜が入っているかわからないので、見当を付けながら取り分ける感じに。お皿に盛り付けると、ベシャメルソースがとろ~っと流れました。

ナイフで切ってみると…。チンゲン菜はやわらかく煮えているのですが、繊維が縦に通っているので、ナイフでスパッと切りにくい!ハムとチンゲン菜を重ねて焼いたのにズレてしまい、フォークの上に乗せるとぐちゃっとなりました。

まあ、クリーム煮だと思えば問題はありませんね。

口に入れると、ベシャメルソースがミルキーで牛乳のやさしい甘さが広がりますが、チンゲン菜とハムにしっかりとした塩味と旨味が付いているので、口の中で合わさると、ちょうどいい塩梅に。

ソースには味付けせず、具にしっかりと塩味と旨味を付けるという志麻さんの工夫が、バッチリ生きています。

ベシャメルソースがやさしく軽やかな味わいなので、グラタンに重たさはなし。ソースがたっぷりでも、軽やかにおいしくいただけました。

牛乳の味わいのみで仕上げるベシャメルソースならグラタンが軽やかに♪

1月10日放送のバラエティ番組『沸騰ワード10』で、タサン志麻さんが作っていた「チンゲン菜グラタン」。このお料理は、ベシャメルソースに味を付けず、その分、具にしっかりと塩味と旨味を付けるのがポイントでした。

ソースやチーズをたっぷり使うグラタンは、重ための味わいになりがち。けれど、ソースに味を付けず仕上げることで、軽やかな味わいとなり、たっぷり食べ進められました。

ただ、やわらかく煮たチンゲン菜が切りづらく、せっかくハムとチンゲン菜を重ねたものの、一緒に食べづらいというデメリットを感じました。食べやすさを考慮すると、チンゲン菜を煮たら、食べやすい大きさに切ってハムを巻いてもよさそう。でも、ベシャメルソースがとろとろなので、ごちゃ混ぜにしながら食べるのも、ありかもしれませんね♪

牛乳のやさしい味わいがおいしいベシャメルソースと、コンソメ風味の瑞々しいチンゲン菜、ハムの旨味のハーモニーが新鮮です!ぜひ、挑戦してみてくださいね。熱々のグラタンは、冬にぴったりのメインおかずになりますよ。

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