3月8日は国際女性デー。これにあわせて各地でイベントが行われています。
北海道テレビではHTB創世ミモザマルシェと題して女性の健康や働くことを考えるイベントを行いました。そのイベントの中で「働く女性の健康」を考えました。
女性特有の問題、女性ホルモンに左右される
札幌フィメールクリニックの矢嶋彰子先生、HTBアナウンサーの森さやか、乳がん患者の阿久津友紀、3人で考えてみました。
女性の社会進出が進み、女性特有の健康課題がフォーカス(ようやく)されるようになってきました。
矢嶋先生:女性ホルモンはあってもなくても、ときに問題になることがある。女性として生を受けると、女性ホルモンと共に生きていくことになる。女性ホルモンはいいことも悪いこともあるのです。
阿久津:今回、はなさく生命が実施した、健康課題から生じる『私生活や仕事への影響』という調査を紐解いてみます。
15歳から64歳までの半数以上の女性が仕事や学校、普段の生活など様々な健康課題から生じる影響を感じていて、最も影響が大きかったのは、自分で一番コントロールしやすい普段の生活に体調不良のしわ寄せが集まりやすいと結果が出ています。
森:とてもわかります・・・。無理しちゃうと寝ちゃったり、ちょっと怒りっぽくなったり、どうしてもしてしまいます。
阿久津:私生活では・・・複数回答ではありますが、
普段なら気にしないことで気分が落ち込んだ 78.5%
パートナーや友人・家族にキツくあたってしまった 73.9%
旅行や趣味のイベントが楽しめなかった 67.4%
組んでいたスケジュールを(家事や予定)こなせなかった 66.4%
などなど 8割がメンタル不調を感じているとなっています。
矢嶋先生は女性外来を長くされています。
矢嶋:毎月の生理との付き合い方ですよね。毎月つらく感じている方がいる。労働基準法に定められた生理休暇があります。しかし、休むのではなく軽くするための治療があることを知ってほしいです。病気が原因かどうかも調べるため、ぜひ婦人科へいっていただきたいです。
女性はそのライフステージによって様々なカラダの不調と向き合うことになります。
・性成熟期のライフプラン:結婚、妊娠、出産、ときに不妊治療
・子育て期間中の仕事:子供の行事や急な病気
・介護と同時期に訪れる更年期症状との付き合い方
あるある、と思いながらも複雑で、人によってその症状も違います。
矢嶋:つらい更年期症状を我慢せず、婦人科へ相談いただいた方がいい。漢方も合う方にはびしっと合うことがあります。
阿久津:さらに体調に関しての仕事への影響に絞りますと・・・
業務量への影響は7割以上の女性が感じているというデータになっています。通常通りこなせない。ミスをひきずる、、などです。管理職への昇格への影響という声もあり、深刻です。
森:矢嶋先生、不調の際は基本的にはどんな対応をするのがよいでしょうか?
矢嶋:冷え症、月経困難症、更年期症候群など、症状を起こす病気はないにもかかわらず、不調がある方はある一定数いる。病気でなくても医療機関で治療が可能です。実際には、札幌フィメールクリニックを受診された方の中にも多くの女性がすでに婦人科を受診しており、ピルや漢方薬、ホルモン補充療法などを受けています。
森:わたしは、大丈夫、ではなくて疑ってかかる。そして、かかりつけ医を持つこと、悩んだり迷ったりしたら病院を頼ることも大事ですね!
(続きは女性特有のがんなどの疾患について伺います)
配信: SODANE
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