今回紹介するのは37CAMPの5ユニットサイズのテーブルと、電動で水をくみ上げる蛇口付き「ユニットシンク」。
スタイリッシュなデザインだが、使い心地はどうなのか、早速検証してみた!
使い勝手を追求したキッチンシステム
37CAMPのフレームテーブルはIGT規格対応になっている。
そもそもIGTとはスノーピーク「アイアングリルテーブル」の頭文字。
フレームと脚、そしてセットするモノを自分で決めるシステムで、組み込めるオプションはサイズがすべて統一されている。
つまり、IGT規格対応テーブルはIGTオプションを使えるわけで、それだけ拡張性が高い。
■37CAMP フレームテーブル(テーブルセット)
アルミ製天板とアルミ合金(A6061)削り出しのフレーム&脚のセット。
IGTオプションを組み込むほか、フレームに小物を吊すなど工夫次第で使い方はいろいろ。
■37CAMP ユニットシンク
汚れが付きにくいシンクと電動ポンプ付き蛇口のセット。
ポンプは90秒で自動停止するので水が出っぱなしになることもない。水をためて粗熱を取るなんてことにも使いやすい。
ケトルへの水くみに対応
シンクの底から蛇口まで約25cmで縦型ケトルを立てたまま水くみできる十分な高さ。
背の高いタンブラーを洗うときや保温ポットへの水くみもストレスがない。
給水・排水用バケツ
水タンクと排水を貯めるバケツは各自で用意し、チューブを突っ込むというわかりやすい構造。
ハイテーブルで使う場合は別売のロングホースを用意すれば水はねの心配がなくなる。
料理好きは5ユニット! 3ユニットはキャンツーに対応
作業場が広い5ユニットモデルはネジが少なくなって組み立ての手間が半減。料理好きにうれしい新作だ。
3ユニットモデルはφ10×40cmに収納でき、バイクでのキャンツーにも持っていける。
洗い物は1.5ユニットが使いやすい
シンクは1ユニット(内側幅206mm)と1.5ユニット(同316mm)の2タイプ。
ソロ用クッカーなら1ユニットでも十分だが、1.5ユニットのほうが断然使いやすい。
ワンタッチで水が出るって便利
最終的に貯めた排水を処理しなくてはならないので水くみや野菜の水洗い程度にしか使わなかったが、両手でしっかり鍋を持てるし、ジャグのツマミを押せない小さな子でも自分で手を洗える。これ、重要。
出典/ガルビィ2024年10月号
配信: GARVY PLUS
