風間俊介“豪太”の挑戦に付き合うMEGUMI“チカ”の腹のくくり方が格好良い<それでも俺は、妻としたい>

風間俊介“豪太”の挑戦に付き合うMEGUMI“チカ”の腹のくくり方が格好良い<それでも俺は、妻としたい>


豪太(風間俊介)の頼みを聞くチカ(MEGUMI) / (C)「それでも俺は、妻としたい」製作委員会
風間俊介とMEGUMIがW主演する真夜中ドラマ「それでも俺は、妻としたい」(毎週土曜夜0:55-1:25ほか、テレビ大阪・BSテレ東/Leminoにて先行配信、TVerにて配信)の第10話が3月15日に放送。「結果を出せ」と言われた豪太がひらめいたものが明らかになり、驚きの展開を迎えた。(以下、ネタバレを含みます)

■笑って泣ける…夫婦の痛快エンターテインメントドラマ

同ドラマは、連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK総合ほか)の脚本などを手がけた足立紳の同名小説が原作。売れない脚本家の夫と、そんなダメ夫を罵倒する妻の夫婦“性”活を描くエンターテインメントドラマで、脚本・監督を足立自らが務める。

収入なしのダメ夫・柳田豪太を風間、ヒモ同然の夫と息子との生活を支えながら、夫からの誘いは拒絶する恐妻・柳田チカをMEGUMIが演じる。

■豪太の起死回生の一手はチカとの夫婦漫才!?

クラスのお笑い係になった息子・太郎(嶋田鉄太)のためにネタを考えた豪太。その中で、チカから言われている「結果を出す」ために思い付いたのは、なんとチカと夫婦漫才コンビを組むことだった。

「バカじゃないの?」と言われたものの、「夫婦が漫才に挑戦している姿を太郎に見せるのは、すごく素晴らしいことなんじゃないか」と息子を引き合いに出した。

その日の夕方、仕事から戻ったチカは夫婦漫才について「本気だよね?」と豪太に確認。「本気だよ」と答えた豪太に、「逃げない」という約束もさせると、チカは「だったらやってやるよ。その代わりあんた、マジでちゃんとネタ作れよ」と告げた。

自分で提案したものの、いざとなると恐怖心が沸き上がる豪太。ところが、チカはすでにライブハウスで行われるお笑いライブに申し込んできていた。

■ネタの練習にちゃんと付き合うチカの優しさ

翌日、豪太が必死にネタを考えていると、お笑いコンビ・どぶろっく好きの太郎が「変顔しながら、どぶろっくみたいなの歌っとけばウケる、絶対」と提案。しかし、「パパ歌へたくそだからなぁ」と豪太が難色を示すと、「じゃあ…エロいこと。エロいこと言ってればウケるよ」と言う。

それをきっかけにネタがひらめいた豪太。チカに渡すと、笑いながら読んでいたが、「何これ?何が面白いの?」とまさかの感想。笑っていたのは「くだらなすぎて」とのことだった。

それでも「ちょっとだけやってみない?」と頼む豪太。豪太が考えたのは、変顔を挟み込みながらの有名人との合体ネタ。太郎のアドバイス通りのエロネタだ。

文句を言いながらも夜な夜な練習に付き合ってくれるチカだったが、豪太はこの先に待ち受けていることに不安になるのだった。

その一方で、豪太のモノローグにあったように、チカの腹のくくり方はすごくて格好良い。気が合わない豪太の母を見返すために「結果を出せ」と言ったチカだが、思いもよらなかっただろう提案に協力してくれる優しさは、やっぱり愛だ。

これまで視聴者から豪太とチカの会話が「夫婦漫才」のようだと言われてきた。そんな2人が本当に夫婦漫才に挑戦するとは面白い展開。その行方を楽しみに待ちたい。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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