間違い1.「淡くて物足りないから足したけど…」濃い締め色をプラス
近年のアイシャドウパレットは、全色淡めの色で配色されたアイテムが増えています。ニュアンスを効かせたナチュラルメイクを楽しめますが、一方で目力が出にくいため物足りなさを感じる方も多いでしょう。
しかし、アイシャドウが淡くて目力が足りないからといって、手持ちの濃い締め色を足すのはおすすめしません。淡い色で構成されたアイシャドウは、柔らかな陰影で自然に目元の印象や透明感を高めるように設計されているため、濃い色を使うとその持ち味が損なわれてしまいます。
淡い締め色を使うときは、目のキワだけでなく広範囲に使えるものが多いため、陰影を広めにつけることで目力を高めましょう。
さらに、上まぶたのキワに細くアイラインを引き、ダマにならないように気をつけながらマスカラを塗ってまつげに長さを出してください。
陰影は控えめでもアイライナーとマスカラで補うことで、目元の印象がさりげなく強まるでしょう。
使用したアイシャドウは、ルナソル「アイカラーレーションN」04 12°C signs of spring(税込7,700円)。
さりげなくICカラーを取り入れたベージュ系のパレットが、透明感を引き立てながら春らしい柔らかな目元に彩ります。
アイライナーは、イルム「ウルトラシン リキッドアイライナー」LE02 モカブラウン(税込1,320円)。
0.01mmの超極細筆が、繊細なアイラインを叶えます。汗・皮脂・涙に強く、にじみにくいうえお湯で落とせるのも魅力です。
マスカラは、メイベリン「スカイハイ」01 ブラック(税込1,694円)。
しっかりと長さとカールを出しながらもダマになりにくく、元から長く量のあるまつげかのような目元に仕上がります。
間違い2.「血色感のつもりが…」加減が分からず塗りすぎ
ベージュ系のチークでありがちなのが、いつの間にか塗りすぎてしまうパターンです。ナチュラルに仕上げでほんのり血色感を出そうと調整しているつもりが、血色感を超えて塗った部分がくっきり見えるほど塗ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
淡いチークであっても足しすぎるのはNGです。適度な加減で止めるコツは、大きな鏡を使ってバストアップで映るくらいの位置から塗ること。引いた状態から確認しながら調整すると、塗りすぎによる失敗が起こりにくいでしょう。
使用したチークは、デイジードール「パウダー ブラッシュ ブルーム」01 ユウグレシナモン(税込1,650円)。
ゴールドパールが輝くヘルシーなオレンジベージュで、自然なツヤ感と血色感を与えます。
配信: michill(ミチル)