なかなか心を開かない身元不明の少女・田原詩(大島美優)
橋本環奈がヒロインを務める連続テレビ小説「おむすび」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第24週「家族って何なん?」では、結(橋本)が勤める病院に田原詩(大島美優)という名の栄養失調の少女が入院してくるところからスタートする。(以下、ネタバレがあります)
■病院勤務9年目の結は課長補佐に
「正直不動産」シリーズ(NHK総合)や「監察医 朝顔」シリーズ(フジテレビ系)の根本ノンジが脚本を担当する「おむすび」は、“ギャル魂”を持つ平成元年生まれのヒロイン・結が食で人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティー”。第24週は、病院に入院しにきた田原詩という少女と、結の母・愛子(麻生久美子)の話を軸に家族について描いた内容となっている。
17日放送の第116回では、先週の緊急事態宣言下の医療現場から3年、令和5(2023)年12月マスク着用が緩和されたところからスタート。結は病院の管理栄養士として9年目を迎え、課長補佐を任されるようになった。
■娘・花も中学生に!
娘の花(新津ちせ)は中学生となり「好きな人ができた!」と両親に告白。これには父・翔也(佐野勇斗)は驚いて見せるが、その正体はスペイン代表のサッカー選手。翔也は安堵(あんど)の表情を浮かべるが、結からは「余計なことを言わないように!」ととがめられる。
一方の歩(仲里依紗)は、コロナ禍に始めた動画配信がきっかけで、ギャルマインドの伝道師と呼ばれるようになり、一躍人気者に。たくさんのビジネスパーソンを前に「年齢性別を関係なく、誰もがギャルマインドを持つことができる!」とプレゼンしていた。
翔也は理容師免許を取得し、カットの指名が入るほどに。それぞれがステップアップをしていた。
身元不明の少女・田原詩(大島美優)
翔也の活躍を見て「いつでも旅行に行けるやん」と言われた聖人(北村有起哉)は、「旅行やったら、月に2回、糸島に行っていますわ」とコメント。これには愛子(麻生久美子)「旅行じゃないよ、佳代(宮崎美子)さんに会いに行っているだけ!」と反論。
さらにコミュニティセンターの立ち上げ責任者を聖人がやることが判明。それを知った愛子は「また責任者やるの?相談してよ」と不満気。やっていることは立派だと思いつつも、何か思うことのある含みを持たせた表情が印象的だった。
そんな中、結の働く病院に身元不明の少女・田原詩が運ばれてくる。詩に結が会いにいくと「なんで助けたの?ほっといてくれればいいのに」と詩。なんとか詩にごはんを食べてもらえないかと、結は頭を悩ませた。
■愛子「どうやって切り出したらいいか……」
一方、実家にいる結と歩に「2人に相談がある」と愛子。「もう分からなくなっちゃって。お父さんに、どうやって切り出したらいいか分からない……」「あたしお父さんと糸島に移住したいと思っているんだよね」と告白した。
これには視聴者からも「愛子と聖人、かみ合うのだろうか」「聖人にとって糸島は行くところだからな……」「愛子さんに相談せずに引き受けちゃったのか」と愛子と聖人の今後を思う声が多数。果たして2人はこの問題を乗り越えられるのか注目だ。
身元不明の少女・田原詩(大島美優)についての情報を共有する一同
配信: WEBザテレビジョン
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