柴犬のぽんちゃんのかわいすぎる毎日とは… / (C)犬山スケッチ/KADOKAWA
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、『柴犬ぽんちゃん、今日もわが道を行く』(KADOKAWA)から柴犬ぽんちゃんのほっこりする日常を描いた『柴犬ぽんちゃんまとめ』をピックアップ。
作者の犬山スケッチさんが1月22日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、21万件を超える「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、作者・犬山スケッチさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■柴犬のほのぼのとした毎日…「さんぽ」という言葉に反応した姿とは
『柴犬ぽんちゃんまとめ』(1/14) / (C)犬山スケッチ/KADOKAWA
柴犬のぽんちゃんは、「さんぽ」という単語に興奮が抑えられない。うきうきステップをし、出発前から息切れが止まらない。
また、ぽんちゃんにはやる気の電池がある。おかしをあげるとき、「回ったらあげようね」というものの、首だけ回転させるなど省エネ。追いかけてくれんか…と頼むとすばらしい回転を見せてくれる。ただ、もう一回はやってくれない。
このようなほのぼのとしたぽんちゃんの日常が描かれた漫画に、「かわいいがすぎるよ」「色のほんわかした感じといい、ぽんちゃんの行動といい全てがかわいい」と読者からの“かわいい”が止まらない。「とても分かる」「わかりみが深い」「うちに居た子を思い出すなぁ」とぽんちゃんの行動に共感を集めていた。ぽんちゃんのかわいさいっぱいの漫画に「愛がすごい溢れてる」と読者にもその愛が伝わっている様子だ。
■読者を癒す柴犬の日常漫画を描く…犬山スケッチさんインタビュー
『柴犬ぽんちゃんまとめ』(10/14) / (C)犬山スケッチ/KADOKAWA
――柴犬ぽんちゃんの漫画を創作しようと思ったきっかけをお教えください。
元々は絵のモデルとして描いていました。ある日、可愛いノートを見つけて、これをぽんちゃんで全部埋めたら可愛いだろうな…!と思い、1日1枚ぽんちゃんを描いてみたりと、本当に絵日記感覚から始まりました。
そのうち、犬と一緒にいる今の時間を、どこまで形にしていけるだろうか、という己の限界に挑戦してみたくなったというのが理由です。
――本作では様々なぽんちゃんの様子や表情が楽しめます。読者の方からも「絵のタッチも好き」との声が届いておりますが、ぽんちゃんを描く際、色塗りの際などに意識していることやこだわりがございましたらお教えください。
ありがとうございます!
リアル調に描く時は「ハアッ!ハアッ!」というぽんちゃんの、何とも言えない息遣いが脳内から離れてくれないので、その息遣いが画面越し、紙越しに伝わればいいな…という気持ちで描いています。
あとちょっと迫力が足らないなと思った時、水彩で塗った上からさらに鉛筆で暗影をつけるなどして、迫力でろ〜!と試行錯誤しながら描いています。
――犬山スケッチさんが特にお好きなぽんちゃんあるあるがございましたらお教えください。
呼んでもしらんぷり、なのに人が何かをやっていると仲間に入れてほしそうにソワソワ、その態度の変わりようが好きです。
しかし、蓋を開けるとやっぱり興味がなかったようで、ス…と一旦奥へ引っ込むのですが、数分経ってやっぱり気になる…という顔で舞い戻ってきて、妙に人間味があって面白いです。
――漫画のことや犬山スケッチさんご自身のこと、ぽんちゃんのことなど、今後の目標や展望がございましたらお教えください。また、ぽんちゃんご本人(本犬)は目標や展望はございますでしょうか?
今はこのままマイペースに続けて行けたらなあと思います。この先、生きていればやってくるであろう環境の変化などにも、上手に対応して行けるのだろうか?と不安があるにはありますが、今はぽんちゃんが描けて幸せなので、それで十分です。LINEスタンプはいつか作りたいですね!
ぽんちゃんは、今年こそは雷を克服できるといいね…!
春には一緒にお花見らしいお花見に行きたいです。きっと今年もお花には一切興味を示してはもらえないと思いますが、普段と違う散歩コースに、興奮する様子が目に浮かびます。
――最後に、読者やフォロワーの皆さんへメッセージをお願いいたします。
読者様、フォロワー様、いつも応援して下さり本当にありがとうございます!こんなに沢山の方々に漫画を読んでもらえるなんて、執筆当初は思いもしませんでした。
ぽんちゃんとの時間を、共々マイペースにではございますが、ゆっくりと、これからも描き続けて行こうと思いますので、のんびりと見守っていただけると嬉しいです。
配信: WEBザテレビジョン
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