映画「ウィキッド ふたりの魔女」の“大ヒット御礼!日本語吹替版キャスト舞台あいさつ”に高畑充希、清水美依紗、海宝直人、入野自由、ゆりやんレトリィバァ、山寺宏一、武内駿輔、三間雅文が登壇した / (C) Universal Studios. All Rights Reserved.
映画「ウィキッド ふたりの魔女」の“大ヒット御礼!日本語吹替版キャスト舞台あいさつ”が3月17日に行われ、高畑充希、清水美依紗、海宝直人、入野自由、ゆりやんレトリィバァ、山寺宏一、武内駿輔、「日本語吹替版のせりふ演出」の三間雅文が登壇。作品の見どころなどについてトークを繰り広げた他、ジョン・M・チュウ監督からのサプライズメッセージも届いた。
■名作ミュージカルをシンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ主演で映画化
不朽のミュージカルとして20年以上愛され続けている「ウィキッド」を映画化した本作。主演はシンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、監督は「クレイジー・リッチ!」(2018年、アメリカ)、「イン・ザ・ハイツ」(2021年、アメリカ)のチュウが務めている。
高畑は、まだ本当の強さを知らない後の“悪い魔女”エルファバ(エリヴォ)、清水はまだ本当の優しさを知らない後の“善い魔女”グリンダ(グランデ)の日本語吹き替えを担当。
海宝はウィンキー国の王子・フィエロ(ジョナサン・ベイリー)役、入野はグリンダに好意を寄せているボック(イーサン・スレイター)役、ゆりやんはグリンダの友人でファニーの相棒・シェンシェン(ブロンウィン・ジェームズ)役、山寺はシズ大学で歴史学を教えるヤギのディラモンド教授(ピーター・ディンクレイジ)役、武内はエメラルドシティでエルファバやグリンダを誘う語り手役を務めている。
■ゆりやんレトリィバァと山寺宏一のあいさつに会場は大爆笑
会場が大きな拍手に包まれる中、高畑は「どんどんウィキッドの輪が広がっているのを体感できて、とてもうれしい気持ちです」、清水は「日本中がウィキッドに染まっているなと実感しています。これからも、この作品が届いていくんだと思うと、楽しみで仕方がありません」とそれぞれあいさつ。
ゆりやんレトリィバァは「ゆりやんレトリィバァこと人間です。この度はウィキッドの仲間にさせていただきありがとうございます」と笑いを誘い、山寺はヤギのディラモンド教授役ということで「メェ~~~~。ディラモンド教授の声を演じましたヤギ寺宏一です」と会場を沸かせる。
本作は初週末3日間の興行成績が、2024年以降に公開された洋画実写作品としてNo.1のオープニング成績となり、公開から10日ほどで興行収入10億円を突破するなど、大ヒットを記録。周りからの反響について、「泣き過ぎて、どうしていいか分からなかったという連絡が届いたり、字幕と吹き替えの両方を繰り返し見てくださっている方がいらして、とてもうれしいです」と喜ぶ高畑。
清水も「私も(見る回数を)重ねていくうちに、受け取り方が変わっていくことがあったので、本当に何度も見たくなるような作品なんだなと感じております」と話す。
先日まで開催されていた衣装展にも足を運び、映画館で吹替版を鑑賞したという入野は「普段、自分が吹き替えた作品を劇場で見ることはなかなかないのですが、『ウィキッド』は元々好きだったので見にいきました。こだわりが随所に見られる吹き替え作品でした」と“ウィキッド愛”を熱く語る。
そして、三間がアフレコ時のこだわりについて「山寺さんのガリンダが、なぜグリンダになるかというところです」と答え、山寺から「そこですか!」というツッコミが入るなど、漫才のようなやり取りを見せる一幕も。
武内は「僕の場合は別日に収録したのですが、感情流れを切らさないように収録がない日でも維持しようと意識しました」と収録時を振り返った。
高畑充希、清水美依紗、海宝直人、入野自由、ゆりやんレトリィバァ、山寺宏一、武内駿輔、三間雅文が映画「ウィキッド ふたりの魔女」の“大ヒット御礼!日本語吹替版キャスト舞台あいさつ”に登壇 / (C) Universal Studios. All Rights Reserved.
高畑充希、清水美依紗、海宝直人、入野自由、ゆりやんレトリィバァ、山寺宏一、武内駿輔、三間雅文が映画「ウィキッド ふたりの魔女」の“大ヒット御礼!日本語吹替版キャスト舞台あいさつ”に登壇 / (C) Universal Studios. All Rights Reserved.
■高畑充希が新生活を始める人たちにメッセージを送る
続いて、新生活を始める人も多いこの季節にちなんで、“新たに挑戦したい”と思っていることについて登壇者がそれぞれフリップで発表。「DTMで楽曲制作に挑戦したい」という清水は、「いつもギターかピアノで作曲をしているんですけど、パソコンの打ち込みで作れるようになりたい」と話す。
入野は「楽器」、山寺は「LIVE」、三間さんは「歌」と音楽にまつわる挑戦を挙げ、武内は「ゴルフ」、海宝は「乗馬」とそれぞれアクティブな回答。海宝は「ウィキッドを見て、フィエロ格好良いなと思って憧れました」と“ウィキッド愛”あふれる理由を明かす。
そして、高畑は「天ぷらを揚げられるようになりたい」と家庭的な一面を見せ、「お作法」というゆりやんは「アメリカに拠点を移したのですが、落とし物を拾う和の心を忘れないでいたい」と言い、おもむろに物を拾うためにしゃがむと、お得意のおなら芸を披露して観客を爆笑させる。
出会いと別れを描く本作にちなみ、これから新たな門出に向けて頑張る人々へのメッセージとして、高畑は「新しいコミュニティに入られる方も多いかと思いますが、最初の会話で『ウィキッド見た?』を会話の糸口にして、どんどん人の輪を広げていってもらえたらうれしいです」と伝えた。
■ジョン・M・チュウ監督からのサプライズメッセージに大盛り上がり
最後に、大ヒットを祝してグリーンとピンクで彩られたウィキッドカラーの特製くす玉が登場。「『ウィキッド ふたりの魔女』大ヒット!!」の掛け声でくす玉を勢いよく割ると、「祝・大ヒット!!」「早くも10億円突破」とそれぞれ書かれた垂れ幕とともに入っていたのは「スクリーンをご覧ください」と書かれたカード。
スクリーンに映し出されたのは、チュウ監督からのサプライズメッセージ映像。「日本で大ヒットして本当にうれしいです。吹き替えキャストの皆さんにも感謝しており、才能あふれる皆さんとご一緒できたことを光栄に思います。後編も公開予定なので、それまでは『ウィキッド ふたりの魔女』をたくさん見てね。日本の皆さんありがとう!」と日本語吹替版キャストへの感謝と祝福の言葉を贈った。
メッセージに対して、ジャパンプレミアで監督と会った高畑は「来日された皆さまが本当に超良い人で、3人の団結に私たちもすごく力を貰ったので、こうしてコメントを貰えてうれしいです」、清水は「チュウ監督からの直接のコメントがうれし過ぎて…また日本に来てくれたらうれしいなと思いました」と興奮ぎみに感謝を述べた。
高畑充希、清水美依紗、海宝直人、入野自由、ゆりやんレトリィバァ、山寺宏一、武内駿輔、三間雅文が映画「ウィキッド ふたりの魔女」の“大ヒット御礼!日本語吹替版キャスト舞台あいさつ”に登壇 / (C) Universal Studios. All Rights Reserved.
配信: WEBザテレビジョン
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