「『ガンニバル』完結編 全世界最速上映イベント」に登場した柳楽優弥 / 撮影:岸豊
俳優の柳楽優弥、笠松将、吉岡里帆が3月18日、都内で開催されたヴィレッジ・サイコスリラー「『ガンニバル』完結編 全世界最速上映イベント」に登場。柳楽は大阪で聞いたとある強烈なワードを、本作の撮影中にアドリブで使ったことを明かした。
■“人が喰われている”という疑惑と衝撃の真相に迫る
同作は、累計発行部数400万部を超える二宮正明が放つ衝撃のサスペンスコミック「ガンニバル」を実写化。ディズニープラスのスターで日本発のオリジナルシリーズとして制作され、シーズン1は2022年から2023年にかけて配信。赴任した供花村(くげむら)に渦巻く“人が喰われている”という疑惑と衝撃の真相に、柳楽演じる主人公の警察官・阿川大悟が迫る。
主演の柳楽は「シーズン1からのファンの皆さんとともに、背中を押していただいたような形で、胸を張って送り出せるシーズン2が、仕上がりました」と誇らしげにコメント。村を支配する後藤家の当主となった後藤恵介を演じた笠松は「僕たちだけの宝物が、今日・明日でみんなと一緒に、みんなのものになっちゃうというのが、少し寂しくもあり、楽しみでもあり、ワクワクドキドキしております。そういう感情をここで共有できるのがすごく幸せです」と喜びを語った。
大悟の妻・阿川有希を演じた吉岡は「先ほど裏で、ディズニープラスの方が、『今、ガンニバルは日本の作品で最も世界で多く見られているドラマなんです』っていうお話を頂きました。こんなに誇らしいことはないなと。そういう作品に携われているということ、とてもうれしいですし、『ガンニバル2』は『1』を遥かに上回るスケール感でお届けできるすごい作品です。私も、もう一回見直したいなと思っているほど感動しました。ぜひ早く皆さんに見ていただきたいです」と笑顔を見せていた。
「『ガンニバル』完結編 全世界最速上映イベント」より / 撮影:岸豊
■「ボケカスが」はアドリブだった
印象的なせりふに話が及ぶと、柳楽は「シーズン1で、どこでそれを使い始めたのか分からないんですが、『ボケカスが』っていうせりふが。それはアドリブでやったんですけど、それがシーズン2のCMに使われてたので…やってみるもんだなって(笑)。全然アドリブの発声量じゃないんですけど、割と堂々と言わせていただいたら、予告に映ったりしますので」とほほ笑んだ。
ちなみに柳楽は、この一言を発する人物を大阪で実際に目撃したことがあるそうで「すごく印象的で(笑)。すごいきれいな身なりをした人が、それを言ってたんですよね。なんかもう、刻まれてて。『どこかで使ってみたい』って。使いました」と振り返っていた。
なお、イベントには柳楽、笠松、吉岡の他に志水心音、吉原光夫、恒松祐里、倉悠貴、澤井一希、片山慎三監督も登場した。
「ガンニバル」シーズン1はディズニープラスのスターで全話独占配信中。シーズン2は同じくディズニープラスで3月19日(水)より毎週水曜に新エピソードを独占配信。
◆取材・文=岸豊
「『ガンニバル』完結編 全世界最速上映イベント」より / 撮影:岸豊
配信: WEBザテレビジョン