2023年から始まった「異次元の少子化対策」。少子化問題を解決すべく、ママやパパが子育てしやすい環境にと、さまざまな支援が進んでいます。すでにある制度も含め、最近話題の制度、令和6年度補正予算で決まった注目の制度も紹介します。ぜひCHECKしてみて!
育児休業給付金に上乗せ!2025年4月から「出生後休業支援給付」がスタート
ママとパパの育休中の家計をサポートする育児休業給付金。
2025年4 月からは、「出生後休業支援給付」がスタート。赤ちゃんの出生直後の一定期間(パパは赤ちゃんの生後8週間以内、ママは産後休業後8 週間以内)に、ママとパパ両方※が14日以上の育児休業を取得する場合に、28日間を限度に休業開始前賃金の13%相当額が上乗せして支給され、給付率が80%(実質手取りの10割相当)になる制度です。
※ひとり親家庭の場合などには、配偶者の育児休業の取得は必要ありません。
産後職場復帰後の、時短勤務を応援!「育児時短就業給付」
産後に職場復帰した際、育児のために時短勤務を選択すると賃金が減ってしまうケースもあります。この制度は、2歳未満の子の育児のために時短勤務を選択した場合、時短勤務中に支払われた賃金の10%が給付されるものです。2025年4月1日からスタートされます。
※給付金を加算すると従前の賃金を超える場合は、従前の賃金を上限に給付されます。
【助成を受けられる人】
雇用保険に加入していて、2歳未満の子を育てるために時短勤務を選択した人。ただし、雇用保険に加入していても条件をクリアしないともらえないので、勤め先の窓口で確認を。
【助成される金額】
時短勤務中に支払われた賃金の最大10%相当額
【申請・問い合わせ先】
勤め先
配信: たまひよONLINE