知らないと損…! 産院への交通費や時短勤務の補助も。子育て支援で変わる「お金」の最新ニュース

知らないと損…! 産院への交通費や時短勤務の補助も。子育て支援で変わる「お金」の最新ニュース

遠方の産科医療機関等で受診する妊婦さんのために、妊婦健診時にかかる交通費の支援

地方を中心に産婦人科が不足し、遠方の産科医療機関に通わざるを得ない妊婦さんが増えています。妊婦健診時にかかる交通費の助成を行うことで、妊婦さんの経済的負担の軽減を図ることを目的に、令和6年度補正予算で実施が決まった支援です。
ただし支援の開始時期は自治体によって異なるので、住んでいる自治体に確認してみましょう。

【助成を受けられる人は?】
●上限14回の助成が受けられる人:
自宅(または里帰り先)から最寄りの妊婦健診を受診することができる産科医療機関等まで約60分以上の移動時間がかかる妊婦。
または医学的な理由で、周産期母子医療センターで妊婦健診を受診する必要があり、約60分以上の移動時間がかかる妊婦。

●上限7回の助成が受けられる人:
妊婦健診を受診することができるが分娩ができない産科医療機関等が約60分以内にある妊婦で、妊娠後期(おおむね妊娠32週ころ)から分娩予定施設に切り替えて妊婦健診を受診する妊婦のうち、最寄りの分娩可能な産科医療機関まで約60分以上の移動を要する妊婦。

【助成される金額は?】
受診のための移動にかかった交通費の額(実費を上限とする)8割を助成

【申請・問い合わせ先は?】
住んでいる市区町村の役所の担当窓口

ほかにもこんな支援が①妊婦のための支援給付(子ども・子育て支援法):妊娠時と出産後に交付金としてそれぞれ現金5万円、計10万円の経済支援

妊娠期からの切れ目ない支援を!ということで、子ども・子育て支援法に“妊婦のための支援給付”が創設され、2025年4月からスタートすることになりました。
妊娠・出産後の経済支援については、自治体によって独自でさらに手厚くサポートしてくれるところもあるので、要チェック!

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