NHK『あしたが変わるトリセツショー』によると、キムチに”ある食材”を加えるだけで、旨味が、な、な、なんと8倍にも爆上がりするんだとか。その”ある食材”とは、さまざまな料理に使われている、おなじみのツナ缶!キムチに含まれるグルタミン酸と、ツナ缶のイノシン酸の相乗効果で、旨味が増すそうです。番組で、キムチとツナ缶を組み合わせた”旨味8倍”レシピ「そのまんまキムツナ飯」を紹介していたので、作ってみることに。
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キムチ×ツナ缶で旨味8倍!?「そのまんまキムツナ飯」とは?
本日作る「そのまんまキムツナ飯」は、2024年7月4日放送のNHK『あしたが変わるトリセツショー』、「キムチのトリセツ」の回で紹介していたレシピ。
グルタミン酸を含むキムチは、イノシン酸を含む食材と組み合わせることで、最大で8倍近く旨味が増えるんだそうです。そこで番組では、イノシン酸を多く含む身近な食材、ツナ缶とキムチを組み合わせ、”旨味8倍”レシピ「そのまんまキムツナ飯」を開発しました。作り方は超簡単で、キムチとツナ缶とお米を炊飯器に入れて炊くだけ。調味料も味を調える塩だけなんですよ。
簡単すぎて…怖い(笑)。
さっそく作ってみましょう。
旨味爆上げ~♪「そのまんまキムツナ飯」を作ってみた!
材料と作り方はこちら。
【材料】2人分
キムチ…100g
ツナの缶詰…140g
米…2合
塩…少々
今回は、分量を半分にして作ります。ツナの缶詰は指定がなかったので、油漬けを使用。
【作り方】
1. 米を洗い、炊飯器に入れ、通常の水加減(分量外)にします。
2. 1にキムチとツナを加え、軽く混ぜて、通常通り炊飯します。
※ツナ缶の油(汁)を入れるか否かについて指示がなかったので、今回、油っぽくならない方がいいかなと思い、ツナ缶の油をけっこうしっかりめに切ってしまったのですが…。調べてみると、「ツナ缶の油にも、イノシン酸が溶け出している」とのこと。炊き上がったご飯は、油っぽさはなかったのですが、ツナの旨味が控えめだったので、油は入れた方がいいかなと思います。ご参考までに。
3. 炊き上がったら塩を加え、全体を混ぜます。
4. 器に盛り付け、青じその千切りと白いりゴマ(各分量外)をかけて出来上がり。
キムチと魚介系が混ざり合った、まろやかな香りがします。いい香り♪
では、お茶碗によそって、いただきます!
ほ~。
旨味8倍!というほどの”旨味インパクト”は感じないものの、うま味調味料的なものを加えていないのに、キムチとツナだけでここまでしっかり味付けされ、旨味があるのはすごいかも。噛めば噛むほど、じわりじわりと旨味が口の中に広がっていきます。
とはいえ、キムチ×ツナ缶で旨味8倍!になるはずなのに、ガツンとくるほどの旨味インパクトは感じられませんでした。それはおそらく、イノシン酸が溶け出しているツナ缶の油(汁)を、けっこうしっかり切ってしまったからだと思います。
ツナ缶の油にイノシン酸が溶け出しているなんて、考えもしなかった。油っぽくならないように!ということしか、頭になかったわたし…浅はか(苦笑)。今回のように、ツナ缶の油をしっかり切ってもここまで旨味を感じられるので、油を入れて炊いたら、旨味はすごいことになりそうです。次回は絶対、油を切らずに入れて炊いてみよう。
さて、反省はこれくらいにして、味の感想に戻ります。
香り同様、キムチのパンチのある味はやわらぎ、まろやかになっています。そのまま食べるキムチに比べ、ツナと一緒に炊き込んだことで、キムチの旨味も増しているみたい。
そして、青じそと白ゴマのトッピングも◎。青じその爽やかさと白ゴマの香ばしさが、味に変化をつけてくれて食べ飽きません。
NHK『あしたが変わるトリセツショー』で紹介していた、「そのまんまキムツナ飯」。キムチとツナ缶と、ほんの少しの塩だけで味が決まる、とっても簡単なご飯レシピでした。たったこれだけで味わい深く仕上がるのは、グルタミン酸とイノシン酸による、旨味の相乗効果によるものかなと思います。今回はツナ缶の油を切りすぎてしまいましたが、油にもイノシン酸が溶け出しているそう。なので、油が気にならないようなら入れる方が、より旨味がUPするはず。ぜひ、作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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