せっかくのキャンプだから、本格的なアウトドア料理を作りたいと思っている人も多いだろう。
そこで今回紹介するのは、調理用薪ストーブのOzpig(オージーピッグ)を使ったキャンプ飯。
これを使えばダイナミックな料理が作れるぞ!
Ozpig(オージーピッグ)
4万2900円
オーストラリアで生まれたOzpigは調理に特化した機能をたくさん搭載している。
オプションで調理の機能性を追加する事も可能。
折り畳めば本体に煙突と足が収納できるので、持ち運びも簡単だ。
■増し増しパワーフレンチトーストプレート
Ozpigには2つの鉄板が最初から付いているので、大きい鉄板を使って、フレンチトーストのプレートを作ってみた。
付け合わせのフルーツやソーセージも同時に調理できるのが便利。
焚火台を使った鉄板調理だと、温度差が発生して、焼きムラが出てしまう。
全体に熱を伝えるのはプロフェッショナルの技だ。
しかし、この調理用薪ストーブであれば、そんな火力調整も簡単。
保温機能を使えば、さらに調理もスムーズに進行する。
①大きめのお皿に卵を割り入れて、牛乳を適量加える。
その中へパンを漬け込んで、両面がしっかりと湿り、色がついたらお皿から出して準備完了。
②大きなプレートの上でソーセージを焼いて、焼き上がったら、サイドの保温プレートへ全て移動。
このサイドのプレートが調理で大活躍する。
③メインの大きなプレートに①のパンを載せる。その周りでカットしたバナナも焼く。
両面をしっかりと焼いたら、ソーセージを戻して完成だ。
■簡単レシピのロティサリーチキン
お肉がくるくると回っている炙り調理「ロティサリー」。
そんなことがキャンプでできるのか? と思っていたが、調理用薪ストーブのオプションを使えば実現できる。
今回使用したオージーピッグにはさまざまなオプションがあり、その一つが乾電池で動くロティサリー。
丸鶏のお腹の中へ野菜を入れて、専用の串に刺してセット。電源オンでゆっくりとチキンが回る。
串の高さは調整できるが、バスケットの炭の量でも簡単に火力調整ができる。
普段の生活では到底できないだろうと思っていた料理が簡単にできてしまう事に驚くだろう。
①チキンのお腹の中にセロリやパセリを詰め込んで、表面にガーリック風味のシーズニングをふりかける。
アウトドア調理なので味付けはシンプルに。
②専用の串に刺して、肉が動かないように固定する。
炙った時の炎と肉の位置を調整しておく。
爪で肉を押さえ込んでいるのでしっかりと固定される。
③電源を入れると、肉がゆっくりと回転する。
比較的強めの火力がちょうどいいくらい。
肉全体に火が通ってロティサリーの効果が発揮されている。
出典/ガルビィ2024年10月号
配信: GARVY PLUS
