①Sea To Summit キャンププラスS.I.マット
まずは寝る時に地面に敷くマット。Sea To SummitのキャンププラスS.I.マットを紹介したい。
使用時のサイズは全長183×幅64×厚さ7.5cmと1人用マットとして申し分なく、7.5cmの厚みは地面の凸凹を十分に吸収してくれる。マットの断熱性を表すR値は4.3と高く、真冬でも底冷えを感じたことはない。
このキャンププラスS.I.マットで最も気に入っている点は、収納サイズ。20.4×34cmと、一般的なオートキャンプ向けマットの約半分。
もっとコンパクトかつ断熱性が高いマットもあるが、販売価格はコンパクトなものほど高くなるのが世の常であり、手が出しにくくなる。このマットも決して激安ではないが、性能と価格のバランスが絶妙なのである。
夏でも冬でも通年使えるマットであり、車を使うオートキャンパーには無条件でおすすめできる商品だ。
➁SOTO レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340
続いては調理に使う、ガスコンロの紹介。新富士バーナー・SOTOのレギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340。
同社のベストセラーモデルであるST-310の後継商品であり、ほぼ同じ外観と重量でありながらST-310よりも高火力。炎が中心に集まりやすい点や、ゴトクが熱くなりやすい点を改良したガスバーナーになっている。
もともとST-310が高い完成度を誇っていたこともあり、このST-340はさらに優れたガスバーナーである。
SOTO独自開発のマイクロレギュレーターを搭載し、カセットガスを使うバーナーとしては低温に対してかなり強い。パワーガスを使えば、気温0℃前後でも普通に使えてしまう。一般的なガスバーナーであれば、ガスボンベを手で温めなければ火力が低下し使い物にならないことがほとんどだ。
カセットガスボンベはコンビニでも手に入るほど入手性が良いため、旅先でも燃料の補充が容易なことも大きなメリット。本体サイズも小さく、毎回キャンプに持ち出しても苦にならない最高のガスバーナーである。
配信: GARVY PLUS