ちょっとのぞくのが楽しい! 宇和先哲記念館 【愛媛/西予市】

西予市のマスコットキャラクターせい坊はこうして作られる?!




こんにちは。

南予に移住して早6年目になりましたCHISAです。

今回は西予市宇和町にある宇和先哲記念館に行ってきました。

5歳と2歳の娘を連れていくには難易度が高いかなと少々不安を感じながらの訪問でした。

今回はわざと少し遠くの駐車場に車をおいて、卯之町の町並みも楽しんでくれたら嬉しいなと思ってお散歩しながらの宇和先哲記念館。

2歳の次女は寒いのが苦手なので徒歩5分少々の道のりですが、「寒い~。寒い~。ママ!抱っこ!!」からのスタートでした。

既に前途多難…。

次女抱っこしたまま古い町並みをお散歩…小ぶりな娘ですが、ずっと抱っこはきついですね。

建物が近づくにつれて私にとっては抱っこの終了時間がみえてくるようなものなので、どれだけありがたかったことか。

長女は見たこともない建物に不思議でしかない様子。

「ここ入るの? 到着?」と少し不安そうでした。

真っ白の壁に瓦屋根がかっこいい、宇和先哲記念館。

宇和先哲記念館正面からまっすぐ伸びる旧宇和島街道(重要伝統的建造物群保存地区・卯之町の町並み)が一望に見渡せるのもいいですね。

工事中のところもありますが、是非訪れた際は、入る前に後ろを振り返ってみてほしいです。

入口横にある時計台としだれ桜のコントラストがまた味があって素敵でした。

入口入ってすぐのところに、『当館は無料館です。 ご自由にご見学ください。』の表記がありがたいですね。

入館料って地味に心配になるのでこういう表記嬉しいです。

さて、今回私がここに子どもたちを連れてきたかった理由がこちら。

3月20日~23日まで開催されていた牛乳パックのキャラクター椅子の展示会。

宇和先哲記念館の1階ロビーの市民ギャラリーは、市民の作品展示会場としても利用されています。

支援センターなどではみたことがあった牛乳パックでつくった椅子。

それがなんとここでは40体展示されていると聞きやってきました。

ほんと細部までこだわっているのがよくわかります。

後ろ姿までが可愛い椅子ってあるのね?! と関心してしまいました。

子どもたちが大好きなキャラクターだらけでした。

ア〇パンマンやドラ〇もん、お猿のジョー〇や、Eテレでお馴染みの椅子のキャラクター!コッ〇ーなど。 娘二人くぎ付けです。

こんなに可愛くリアルに表現できるもの?! というほど本当に見ごたえありました。

中には顔のパーツがマグネットになっている椅子もあって、自分でパーツを選んで表情が変えられるので子どもたちは楽しくなっちゃってなかなか離れてくれませんでした。

座るのがもったいないくらい可愛い干支の椅子。

西予市のマスコットキャラクター、せい坊の椅子ができるまでの制作過程が見られるのも面白かったです。

完成していたら本当に牛乳パック?! となりますが、フェルト貼る前なんて、まさに牛乳パックで作られていてビックリです。

実際に座っても大丈夫なように強度にも工夫があったり、背もたれ部分の曲線も丁寧で本当関心!!

16キロの長女が実際に座らせてもらいましたが、全然平気。座る長女の方が緊張しています。

作者へのインタビューもありました。

どんな方が作っているのか会ってみたくなります。

女の子の成長を願うひなまつり。 個性豊かなお雛様はみものです。

2階の企画展示室では宇和先哲記念館のひなまつりが開催されていました。

この時期ならではの展示ですが、たくさんのお雛さんが間近でみられます。

1人1人顔が違うのももちろんですが、お雛様以外にも藤娘や八重垣姫、お琴や着物のなんかも展示されていました。

我が家のお雛様と見比べるもよし、最近では簡素化されてお内裏様とお雛様だけのものが多いですが、三人官女や五人囃子がいるものもあって、何段もあるお雛様はやっぱり華やか。

色んな種類が展示されているので見ごたえありました。

4/3まで展示されているので、気になる方は、是非一度足を運んでいただきたいです。

階段に並べられたお雛さん。

こっちだよ~と呼ばれているようでついつい階段上っちゃいます。

長女が気になっていたのがこちら。

お雛様のおうちがすご~いと! きんぴかのおうちにいるお雛様に興味津々。

家のお雛さんはガラスケース越しですが、ここでは直で見られるものもよかったです。

展示の高さがちょうど子どもの目線で、どれもまじまじ見る次女。

私の興味が湧いたのはお雛さんと一緒に展示されている小物たち。

小さいところまで装飾されていて本当に豪華でした。

子どもと一緒にくると滞在時間が長くないのが現実です。

ゆっくり見たいけど子どもの飽きる時間は大人の倍以上に早い!!

まだじっくり見てくれる方だと思いますが、少しでも滞在時間を長くしたい!

子どもがくいついてくれたありがたいものをご紹介。

お子様連れの方でもきっと楽しめる秘策となってくれるはず…。

高砂の顔はめパネル。

子どもらは絶対やりたがりますよね。

1種類ではなくて2種類あるのがありがたかったです。

次女いい顔してるんですが、姉妹でのベストショットは残せず。

こちらを訪れた小学生からの声が展示されています。

写真も展示されているので、写真見たさに子どもたちガン見。

ひらがなが読める長女は1つ1つ声に出しながら読んでいました。

入口には卯之町周辺で体験できるスポットのチラシがたくさんおかれています。

かまど焚き体験や宇和民具館、開明学校についての情報も確認できます。

卯之町の町並みをお散歩する方は要チェックです!

チラシはなんでもほしい!

好きなのとっていいよというと吟味して選んでました。

滞在時間は長くはなかったですが、子どもたち楽しんでくれました。

小さいときに見て、触れて、色んなものから刺激をうけてほしい母としては、こういう美術館や歴史を感じる場所も連れていきたかったのでいい機会になりました。

他のお客様もいましたが、少しはしゃいでも優しく迎えてくれるスタッフさんたちに感謝です。

子どもが興味ありそうなとこ見つけると、すぐ連れて行ってみたくなる母ですが、静かにしないといけないところは気をつかってしまうのが本音。

でも子どもたち、のびのびと自由に見ることができて楽しかったようです。

帰りには「ここ来たこと、パパには内緒ね。」と楽しかった時にでるママとのキーワードがでてました。

  • ■ 宇和先哲記念館
  • 開催日/2025年3月20日
  • 開催場所/宇和先哲記念館
  • 開催住所/愛媛県西予市宇和町卯之町4-327
  • 駐車場/あり(15台)
  • 問い合わせ先/宇和先哲記念館
  • 電話番号/0894-62-6700(9時~17時)
  • メール/uwasentetukinenkan@seiyo-kankou.or.jp

reported by CHISA

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