福山雅治と有村架純は本作が初共演 / (C)2025「ブラック・ショーマン」製作委員会
福山雅治が謎を解く為なら手段を選ばない超一流マジシャンに扮(ふん)し、有村架純演じる姪(めい)と殺人事件解決に挑む映画「ブラック・ショーマン」の公開日が9月12日(金)に決定し、ビジュアルと特報映像も解禁となった。
■福山が演じるのは、息を吐くようにうそをつく超クセありの元・一流マジシャン
本映画の原作は、東野圭吾の長編推理小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)。シリーズ第1作となる本作は、2020年の発行以来、多くの言語に翻訳され、世界中で読まれている。
福山が演じる“神尾武史”は、ラスベガスで名をはせるほどの卓越したテクニックを持つ元・一流マジシャンで、巧みな人間観察能力を持ちながらも金にシビアで息を吐くようにうそをつく超クセあり人物。事件解決の為なら手段をいとわず、得意なマジックと話術で人々を翻弄(ほんろう)する“ダークヒーロー”だ。
そして、実父が殺された真実を知るために叔父の武史とバディを組む“神尾真世”を演じるのは、有村架純。福山とは今作が初共演となる。
■「マジシャンじゃなくてただの詐欺師じゃん」
今回初解禁となった特報映像は、暗闇の中から登場した黒づくめの姿の武史が「It’s Show Time!!」の掛け声と共にトランプを投げるシーンからスタート。突然父が殺された事を知り嗚咽(おえつ)する真世や、実の兄を殺された事件の真相を突き止めたいと言う武史、また、「マジシャンじゃなくてただの詐欺師じゃん」と突っかかる真世を武史が鼻であしらうといった叔父と姪のやり取りなどが盛り込まれた。
また、こちらも初解禁となったビジュアルでは、黒いコートの襟で口元を隠した、事件を見透かすような鋭い眼光の武史に、父を失い不安ながらも事件の真実を知る覚悟を決めたような黒いトレンチコート姿の真世の姿が重なる。タイトルにちなんだ“ブラック”が強調されたデザインとなっている。
「ブラック・ショーマン」は9月12日(金)全国東宝系にて公開 / (C)2025「ブラック・ショーマン」製作委員会
■ストーリー
元・中学校教師である神尾英一が、何者かに殺された。父・英一の突然の訃報を受け、娘の真世(有村架純)は2か月後に結婚を控える中、実家のある寂れた観光地に戻る。コロナウイルスのまん延以降、観光客も遠のき、活気を失ってしまったこの町で起きた殺人事件…。
「多くの教え子から慕われていた父が何故殺されなければならなかったのか…」。事件の真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは、英一の弟である叔父の神尾武史(福山雅治)。武史は、かつてラスベガスで名をはせた元マジシャン。卓越したマジック(と手クセの悪さ)とメンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器にして、真世と共に大切な家族が殺された殺人事件の謎に挑む。
配信: WEBザテレビジョン
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