アレルギーが心配なママへ!離乳食の始め方・進め方「卵」

アレルギーが心配なママへ!離乳食の始め方・進め方「卵」

卵は、体をつくるために必要なたんぱく質が、バランスよく含まれている食材です。手軽に栄養素が補えるからこそ、離乳食にもじょうずに取り入れたいですね。離乳食では、卵をどうやって赤ちゃんに食べさせたらいいのか。今回は、卵についてお伝えします。

全卵が食べられるようになっても加熱を

かたゆで卵の卵黄は、ぽそぽそとして赤ちゃんにとって食べにくいときがあります。卵黄は裏ごしをして、ミルクなどでのばしてトロトロにしたり、おかゆの上にのせて混ぜて食べると食べやすくなります。

全卵が食べられるようになると、たとえば炒り卵、卵焼き、オムレツのような卵料理も食べられます。このときも、卵は中まで火を通すこと。できるだけ、半熟の卵を食べることは避けるようにしましょう。

卵を食べたあと、赤ちゃんの体に湿疹が出るなど、ちょっとでもおかしいと感じたときは、すぐに病院に行きましょう。病院では、担当の医師に「いつ、どんな食べ物を食べて、どういう症状が出たのか」を説明する必要があります。気になる症状が出たときは、食事の時間や食事の内容を記録し、医師に伝えましょうね。

※参考文献、資料
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)

著者:管理栄養士 富田チヤコ

管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。

関連記事:

配信元

ベビーカレンダー ロゴ
ベビーカレンダー
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。
『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。