魚加工品は、添加物の少ないものを
ちくわやかまぼこのような魚の加工品は、魚アレルギーの場合でも食べられることがあります。ただしこうした加工品には、塩分や添加物などもたくさん含まれています。弾力もあるため、赤ちゃんが食べる時期は離乳食後期以降に。
また、魚の加工品にはさまざまな材料が含まれています。たとえば、はんぺんには、卵白も入っています。購入するときは必ず原材料名の表示を確認し、できるだけ添加物の少ないものを選ぶようにしましょう。
魚の生食は、離乳食のどの時期でも絶対にNG。どんな魚でも、どんなに新鮮でも、どんなにやわらかくておいしそうでも、細菌の感染や寄生虫の心配があります。離乳食の時期は、必ず火を通した魚を使うこと。刺身はもちろん、すしやカルパッチョも、赤ちゃんに与えることは避けましょう。
※参考文献、資料
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)
「食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食」(主婦の友社)
著者:管理栄養士 富田チヤコ
管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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ベビーカレンダー
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