千葉県・内房勝山港『新盛丸』では今年も1月中旬からトラフグ乗合を出船開始&好調持続していた。トラフグは言わずと知れた超高級魚!釣ってみたい!食べてみたい!が、難しいらしい。ワクワクドキドキのトラフグ初挑戦だった。
電話で予約、貸し竿あり、餌も仕掛けも現地調達OK
釣行日が決まったら電話(記事末参照)で予約。トラフグは、餌盗り名人で元々そんなに数釣れる魚ではない。初挑戦なので釣り方もよくわからない。そんな記者に果たして釣れるのか?いや、釣りたい!絶対釣る!不安5割、しかし、期待度は10割マックス!
集合は5時に港の『新盛丸』前だが、気合いを入れてだいぶ早めに車で着いた(駐車場等は予約時にお問い合わせを)。着いたら船と道路を挟んで反対側の船型ボードのキャップを取って釣り座を確保。5時頃、艫居正悟船長らが軽ワゴンで到着。出船準備が始まり、船に照明が点き、軽ワゴンでは受け付けが始まる。受け付けが済んだら氷をもらって乗合船の『第一新盛丸』に乗り込み、釣り仕度を開始。取材日は乗合1隻と仕立て1隻の2隻がトラフグ狙いで出船。6時頃、舫を解いた。

朝5時頃、船長が到着し船に明かりが点いた。 ©釣りビジョン

船と道路を挟んで反対側の船型ボードからキャップを取って釣り座を確保。 ©釣りビジョン

乗り込んだ『第一新盛丸』、きれいで快適な大型船。 ©釣りビジョン

軽ワゴンで受け付け、餌(エビとホヤ)の購入もここでする。 ©釣りビジョン

船に乗り込んで釣り仕度、座席は結構広い。 ©釣りビジョン

全ての準備が整い、6時頃出船となった。 ©釣りビジョン
オモリ30号、3本バリのトラフグ用“喰わせ仕掛け”を船で購入
『新盛丸』のHPには「オモリ25~30号、PE 2号以下、カットウ針は外せるようにしておいてください」とある。この日オモリは船長の指示で30号に統一。〝カットウ仕掛け〟は浅場狙いや中層のトラフグ釣りには有効だが、深場で底近くを狙う〝乗っ込み〟のトラフグ(今回の釣り)はカットウバリにあまり掛からないとの噂を聞き、トラフグ用〝喰わせ仕掛け〟を船で購入して使用した(餌の付け方は写真参照)。
釣り方の基本は、「オモリ着底後イトフケを取り、時たま竿をゆっくり真上まで立てて誘い上げ、ゆっくり下げ落とす。下げの最中に竿先を振るわせる前アタリが出ることが多い。アタったら喰い込むまで待ち、重みの乗った(硬い)本アタリで、竿を立てながら巻き合わせにして一定のテンションで海面まで巻き上げる(早合わせは禁物)」とのこと。

『新盛丸』トラフグ仕掛け図。 ©釣りビジョン

竿は専用竿またはテンヤタチウオやカワハギ竿などを流用できる。 ©釣りビジョン

トラフグ用“喰わせ仕掛け”、餌は小さくなったら取り替える。 ©釣りビジョン

トラフグ用“カットウ仕掛け”、エビとホヤが付けられている。 ©釣りビジョン

餌はアルゼンチンアカエビ(左)やホヤ(右:餌持ちが良いらしい)。 ©釣りビジョン

ハサミ、プライヤー、魚バサミ、喰わせ仕掛け、アルゼンチンアカエビ。 ©釣りビジョン
配信: 釣りビジョンマガジン