いくらやたらこなどの魚卵、エビやカニなどの甲殻類、貝類なども魚介類です。離乳食の時期に、これらを食べさせることができるのか。今回は、魚卵、甲殻類、貝類とアレルギーについてお伝えします。
魚卵アレルギーは、いくらが多い
魚卵には、鮭の卵を塩漬けにしたいくら、にしんやタラの卵を塩漬けにした数の子やたらこなどがあります。アレルギーの症状が出るのは、いくらの場合がほとんどだといわれています。とくにいくらは生で食べることが多いため、離乳食の時期に赤ちゃんに食べさせるのは避けましょう。
また、塩漬けのような加工がされている魚卵は塩分も多いため、離乳食の時期に食べさせる必要はありません。
エビで発症すると、カニなどでも!
エビやカニは、甲殻類と呼ばれています。甲殻類のアレルギーは大人が発症する場合が多いものの、赤ちゃんの時期にアレルギーを発症することもあります。
また、エビとカニは別の食品ですが、たんぱく質の構造が似ているため、エビでアレルギーの反応が出ると、カニ、イカ、タコ、貝類でもアレルギーの反応が出ることもあります。
離乳食の時期にこうした甲殻類を試す場合は、できるだけ1歳以降に。赤ちゃんの体調がいい時期に、しっかり加熱したものを少量ずつ試すようにしましょう。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)