ひまりが産院を受診したとき、中絶できる週数を過ぎていることが発覚し、産む選択しか残されていませんでした。
その後、病院に通ったり、相手の家庭と話し合いをしたり、さらに父のガン治療があったりと、ひまりは両親が疲弊している様子を目の当たりにします。そして、自分が両親にどれほど迷惑をかけているのかと思い悩み一つの答えに至るのでした。
「わたしがいなくなれば」と考えたけれど…
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高校生で妊娠し、両親へ多大な負担をかけていることを実感してしまったひまり。ある日、ふらっと家を飛び出します。そしてわたしがいなくなれば…と考えてしまいますが、思い直すのでした。まだ高校生。これからやりたいこと・やり残したことがたくさんあります。最悪なケースにならず、本当によかったです。
ですが、生きたいと思いつつも、ひまりはこれから具体的にどうしたらいいのかわかりません。高校を中退してしまったため、これから仕事に就いて子どもを養っていけるのか、漠然とした不安を抱えていました。
そんなとき、タイミングよく高校の担任だった先生がひまりの元へ訪ねてきます。そして、先生は「いちばんツラいときに気づけず、話も聞いてあげられなくてごめん」と謝ったのです。どうやら、元担任はひまりが自主退学したあとも、ずっと気にかけていたようです。そして、ひまりが将来を悲観しているという話を聞き、アドバイスをくれたのでした。
思い知らされる、厳しい現実
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いまだに学歴社会の日本では、10代の妊娠・出産は貧困に直結します…。求人数も、給料などの待遇面でも、中卒と高卒とでは雲泥の差が。だからといって、子育てしながら普通高校に通えるほど、日本でのサポート体制は整っていません。
厳しい現実をつきつけられ、ますます不安に陥ります…。ですが、解決する手段があるようで、元担任は、これからのことについてもしっかり調べて来てくれたようです。
配信: ママリ