アレルギーが心配なママへ!離乳食の始め方・進め方「肉、肉加工品」

アレルギーが心配なママへ!離乳食の始め方・進め方「肉、肉加工品」

牛肉、豚肉、鶏肉のような肉には、たんぱく質が多く含まれています。アレルギーが気になる赤ちゃんの場合、どの肉のどの部位から離乳食を始めたらいいのか。今回は、肉と肉の加工品についてお伝えします。

肉加工品は添加物少ないものを

ハムやソーセージのような肉の加工品には、塩分が多く含まれています。できるだけ低塩分のものを選び、ごく少量を離乳食の時期には使いましょう。また肉の加工品には、保存料や着色料などの添加物も、多く含まれています。パッケージの表示を見て、添加物が少ないものを選びましょう。

最近では肉の加工品に、特定原材料が含まれていないものが販売されています。アレルギーが気になる人は、こうした商品を選ぶのもいいでしょう。

脂肪が少ない鶏ささみは、加熱をするとどうしてもパサつくような食感になりがちです。離乳食で使うときは、ささみに片栗粉をまぶしてから火を通したり、とろみをつけることで、しっとりとした食感になります。赤ちゃんが食べやすくなるように、いろいろな調理法に挑戦してみましょう。

※参考文献、資料
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)
「食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食」(主婦の友社)

著者:管理栄養士 富田チヤコ

管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。

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