5.セントバーナード
セントバーナードは穏やかで優しく、忍耐強い性格の持ち主です。もともとは、山岳救助犬として活躍していた犬で、アルプスの雪山で多くの人命を救ってきました。
そんなセントバーナードは体重50~90キロにもなる超大型犬で、激しい運動は必要ありませんが、毎日たっぷりの散歩を必要とする犬種です。しかも筋肉質でかなり力が強いため、散歩中に突然走り出されたときに「引き止められるだけの体力がある人」でなければ飼うのは難しいでしょう。
また超大型犬ですから、ケガや病気で動けなくなったときに動物病院に連れて行けるのか、寝たきりになったときに介護ができるのかについてもよく検討してからお迎えする必要があります。
このようなことから、セントバーナードは穏やかで優しい性格でも、安易に飼うのはおすすめできないのです。
まとめ
安易に飼うのがNGな犬種の理由は、吠える、元気すぎる、攻撃性がある、大きすぎるなど多岐にわたります。
今回紹介した犬種以外にも安易に飼うのがおすすめできない犬はたくさんいますし、飼いやすいと言われている犬種にも飼い主さんを困らせる犬はいます。
どのような犬種でも、見た目だけにとらわれず、犬種の特性を理解して本当にお世話ができるのかよく検討のうえでお迎えすることが大切です。
配信: わんちゃんホンポ
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