遅刻や欠勤が多いアルバイト、突然のクビに「納得いかない」…解雇は無効にならないのか?

遅刻や欠勤が多いアルバイト、突然のクビに「納得いかない」…解雇は無効にならないのか?

●アルバイトでも労働問題を解決するには?

——アルバイトが解雇で争うときにどうすればよいのでしょうか。

アルバイト側にとって解雇を争うのは大きな負担です。労働者側は、低コストの解決方法(公的機関のあっせん、労働組合による団体交渉など)を知っておくと良いでしょう。

経営側にとっても、解雇が争議に発展すると損失が大きいので、雇用に際しては有期契約とし、問題があれば契約を更新しない対応がベターでしょう。

【取材協力弁護士】
河村 健夫(かわむら・たけお)弁護士
東京大学卒。弁護士経験22年。鉄建公団訴訟(JR採用差別事件)といった大型勝訴案件から個人の解雇案件まで労働事件を広く手がける。社会福祉士と共同で事務所を運営し「カウンセリングできる法律事務所」を目指す。大正大学講師(福祉法学)。
事務所名:むさん社会福祉法律事務所

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「専門家を、もっと身近に」を掲げる弁護士ドットコムのニュースメディア。時事的な問題の報道のほか、男女トラブル、離婚、仕事、暮らしのトラブルについてわかりやすい弁護士による解説を掲載しています。
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