3.トイレ以外で粗相をする

猫は、不満をアピールするためにわざと粗相をすることがあります。まるで小さな子供のようですが、言葉を話せない猫にとって、飼い主さんが絶対に反応してくれる「粗相」は恰好の表現方法なのでしょう。
このような場合は、飼い主さんとのスキンシップが足りなかったり、留守番の時間が長すぎる可能性があります。飼い主さんとのコミュニケーションが取れない寂しさが不満となり、大きなストレスとなっている状態です。
また、トイレの環境が悪いことを訴えている可能性も。トイレ掃除が行き届いていなかったり、トイレの場所が悪かったりすると、改善を求めて粗相をすることがあります。
猫を落ち着かせる方法

猫は、突然大きな音がしたり、来客があったりすると、不満が爆発してストレスサインを見せることがあります。そんなときに効果的なのが、静かな部屋でひとりにさせることです。一旦クールダウンさせることで、落ち着きを取り戻せるでしょう。
また、猫は飼い主さんとの距離感の取り方がそれぞれ独特です。飼い主さんと密に接することが好きな子もいれば、放っておいてほしい子もいます。愛猫の性格を把握したうえで適切な距離感を保ち、フラストレーションを取り除くことで、問題行動も減少するはずです。
その他、ご飯が気に入らなかったり、トイレが汚いなどの理由で不満を表すこともあるかもしれません。すぐに解決出来る問題がストレスの原因となっているのであれば、一刻も早く対処してあげるのがおすすめです。不満の原因を放置したままでは、鳴く・攻撃的になるなどのサインはなくなりません。
配信: ねこちゃんホンポ