気になる症状が出たら、幼児期でも病院へ
食物アレルギーの場合、乳児期に発症しなくても幼児期や大人になってから症状が出ることがあります。
また、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」のように、食べ物を食べたあとに運動をすることで、症状が出る場合もあります。乳児期にアレルギーがない場合でも、油断は禁物です。幼児期でも、食べ物を食べた直後に体や皮膚に気になる症状が出たときは、食事内容のメモを持って早めに病院に行きましょう。
3歳ごろになると奥歯も生えそろうので、子どもの歯並びがようやく完成する時期です。この時期になると、じょうずに噛みつぶすことができるようになり、食べる量も増えてきます。いろいろな食材の味や食感を、体験させてあげたいですね。
※参考文献、資料
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)
「食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食」(主婦の友社)
著者:管理栄養士 富田チヤコ
管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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