ティントリップの残念な塗り方3:いきなり塗り
全体にさっと塗るのはNG。見た目以上に発色が良いものもあるので、いきなり塗ると思った以上に濃いめに色づき、唇だけ浮いてしまいかなり残念な結果になってしまいます。
また、塗った時に濃いかな? と思ったもののそのまま放置しておくと色味が定着してしまい、その後の修正が効かなくなってしまいます。(一般的なものは1~3分程度で色味が定着)
そのため、ティントは発色の度合いを確かめながら塗る必要があります。
できれば少量ずつ丁寧にのせていくようにしましょう。まずは下唇の中心に少量置き、唇を擦り合わせる、もしくは指でトントンと全体に馴染ませる。
色味が薄いようであれば、また少量足していき全体に馴染ませます。
ティントリップは、メイクオフも丁寧に行うことが大切!
ティントは唇を染め上げるというだけあって、色もち抜群! ということは、落ちにくいということでもあります。いつものようにさっとメイクオフしていると、唇に色素が残ったままです(特に縦じわ)。
そのような状態を繰り返していると、唇のトラブルを招いてしまう恐れもあります。オフする時は、ポイントメイクオフを使って縦じわまでしっかりオフするようにしましょう。
ティントは、色味を定着させるため色もちが良い分、通常の口紅やグロスのように修正や塗り直しが難しいという一面もあり。ゆえに最初の塗り方が仕上がりにかなり影響を与えてしまいます。
しかし、綺麗に塗れば1日ハッピーでいられるだけでなく、メイク直しも楽になるので、丁寧に塗ることを心がけてみてください。
<写真・文/佐治真澄>
【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。
配信: 女子SPA!
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