猫に起こり得る『春のトラブル』4選 花見、季節の変わり目…浮かれていては危険!

猫に起こり得る『春のトラブル』4選 花見、季節の変わり目…浮かれていては危険!

春は猫にとっても過ごしやすい季節。ですが、思わぬトラブルも潜んでいます。猫が健康で過ごせるように、飼い主として注意すべきポイントを押さえておきましょう。今回は猫に起こり得る春のトラブルを解説します。

3.ノミやダニ

春になると気温が上がり、ノミやダニが活発になります。ベランダや庭など外に出る機会がある猫は、知らないうちに寄生されるリスクが高まります。一度ノミやダニがついてしまうと、かゆみや皮膚炎を引き起こすだけでなく、貧血やウイルス感染症など重篤な病気の原因になることも。

中でもダニが媒介するSFTSという感染症は、猫だけでなく、人間においても致死率が高く、非常に危険です。

定期的なブラッシングや清潔な寝床の維持はもちろん、定期的に動物病院で予防薬を処方してもらうのも効果的です。ペットショップなどで市販されている猫用虫除けの中には、ノミやダニの駆除効果が低いものもあるので注意が必要です。春先からしっかりと対策を行い、ノミやダニから愛猫を守りましょう。

4.花粉症

実は猫も花粉症になることをみなさんご存じでしょうか?人間と同じように、春になるとくしゃみをしたり、鼻水が出る猫もいます。外の空気を室内に取り込む機会が多い家では、花粉が猫の体につき、花粉症を引き起こしやすいです。

毎年春の季節にくしゃみをする猫の場合は、この季節は特にこまめに猫がいる部屋の掃除をしたり、空気清浄機を用いたり、猫の体を軽く拭いたりしてあげましょう。

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