
高級料理のひとつだったおだまき蒸し
そもそもおだまき蒸しとは、うどんが入った茶碗蒸しのこと。大阪で冠婚葬祭やお正月の際に、食べられていた料理といわれています。昔は材料のひとつである卵がなかなか手に入らず、またその他の食材も豪華なものを使うことがあり、高級料理として位置づけられていたのだとか。
とはいえそれは過去の話。いまは、スーパーで簡単に卵や食材を購入できるので、作り方さえ覚えておけば自宅で簡単に作ることができます。
ボリュームいっぱい!おだまき蒸しの簡単レシピ
茶碗蒸しは、手間がかかって難しいと考える人もいると思いますが、電子レンジを活用すれば、簡単に作ることができるんです。
【材料】
・うどん…1袋
・卵…2個
・白だし…大さじ3
・水…250cc
・お好みの具材…適量
【作り方】
1)ボウルに卵、白だし、水を入れてよく混ぜ合わせ卵液を作る
2)うどんを食べやすい長さにカットして耐熱容器に入れる
3)濾した卵液を2に加える
4)3に食べやすい大きさにカットした具材を入れる
5)4にラップをして電子レンジ(200W)で10分ほど加熱したら完成
入れる具材は三つ葉やキノコ、かまぼこ、ニンジンなど、お好みでOKですが、彩りを意識すると見た目にもおいしい一品になります。通常の茶碗蒸しだと、量が少なくメイン料理にはならないかもしれませんが、うどん入りのおだまき蒸しなら、朝食やランチなどにもピッタリの量なのでオススメです。
これから少しずつ寒さが増すので、こういった温かレシピを覚えておくと、カラダにもうれしいですよね。
(文・山手チカコ/考務店)
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