【タバコ】自宅で分煙はできないもの? 喫煙スペースを作る方法

第1362回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
2020年までに「受動喫煙のない社会を目指す」との目標を掲げてきた厚生労働省 。店舗面積などの条件はあるものの、飲食店は原則禁煙という案を打ち出し、話題に。また東京都議会 は、「子どもを受動喫煙から守る条例」を可決。こちらもまた、喫煙者を中心に波紋が広がりました。

とはいえ、実際は以前と変わらず吸い続けているという人もいます。ママとしては、子どもの健康を考えてパパにタバコをやめてもらいたいと思っている人も少なくないのでは? でも、突然きっぱりやめろとも言えないもの。それなら、まずは自宅で“分煙する”というのはいかがでしょうか?

【タバコ】自宅で分煙はできないもの? 喫煙スペースを作る方法

家庭用でも使える喫煙ボックス がある!

東京都大田区にある菱熱工業株式会社。同社が開発したのは、「組立式分煙装置」というもの。高さ約2.3m、幅・奥行きは60cmほどで、一般的な成人男性1人分ほどのスペースで、立ったまま喫煙できるとのこと。

ボックス上部には光触媒フィルターと消臭剤などが備え付けられていて、タバコのニオイや煙を2~3分ほどで吸収。外部にニオイや煙が漏れない仕組みになっているそう。しかも、組み立てはドライバー1本でできるのだとか。

でも、値段はやはり少々高めで、税込21万6000円 。さらに送料もかかるようです。

1万円以下で自作も可能!

きちんとした設備を整えるには、やはりお金がかかるんですね…。しかし、諦めるのはまだ早い! ベランダにオリジナルの喫煙スペースを作ることも可能なのです。

どうやって作るのかというと、園芸用の温室 を設置するだけ。今の時期、ベランダに出て吸うのは寒いので、防寒という面でも◎。メーカーや大きさによって価格も異なりますが、安いものなら1万円以下で購入することもできます。温室の中に台や小型ヒーターを置けばさらに快適に。また小型の扇風機を置けば換気の効率もあがりそう!

ベランダとはいえ、まるで秘密基地のようなプライベートスペースができるから、夫の楽しみが増えるし、積極的に協力してくれるかも。なかには、非現実的と感じる人もいるでしょう。でも、家庭のタバコ問題で困っているなら、これもひとつの解決策になるのではないでしょうか。
(文・山手チカコ/考務店)

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。