こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。ごはんのお供として大人にとってはおいしい漬物やキムチですが、赤ちゃんはいつから食べられるのでしょうか。
赤ちゃんはいつから食べられるの?
結論から言うと離乳食期の赤ちゃんには漬物やキムチは与えないほうがいいです。塩分が多く、刺激がある(からい) という理由があるからです。ではいつから食べられるのでしょうか。
漬物は幼児期後半。キムチは小学生になってからを目安にしましょう。無理に食べさせる必要はありませんし、子どもがほしがらなければ食べなくてもOKです。子どもが小さいうちは、お湯で洗って味を薄めたり、少量だけ食べる、頻繁に食べないなど、心がけるといいかなと思います。
大人が食べたいときはどうすればいい?
では、大人が食べたいときはどうしたらいいのでしょうか。赤ちゃんに隠れて食べるほかにも、赤ちゃんの目の前で食べるときには「からいんだよ」などと言って、食べられないことを伝えましょう。
これも子どもの性格によるのですが、たとえばわが家の場合、息子は「からいんだよ」というと絶対食べない子でしたが、娘は「からいんだよ」と伝えても「私も食べさせて!」と言う子でした。
「お母さんがおいしそうに食べているものはおいしいに決まっている」ということを、小さいころから彼女は知っていたのでしょうね。あまりにほしがるので、どうせいやがるだろうと少量のキムチを与えると「おいしい!」と言ったので、しばらくの間、キムチが食卓から消えたこともありました。 幼児期になっても、少しのルールを守りながらおいしく漬物と付き合ってくださいね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)