毎日使うものだから不要なものも意外と多い?
冷蔵庫は、野菜や肉などの食材や飲料水、調味料など、さまざまなものを保管できるがゆえに、いろんなものがいっぱい入っていて、「正直、なにがどれくらいあるのかわからない…」という人もいるはず。
そこでまずは、冷蔵庫内の中身の確認をしましょう。ひと通りすべて取り出して、「必要なもの」と「不要なもの」で分けましょう。賞味期限が切れているものや長期保存しすぎた常備菜、冷凍ご飯、食パンなど、どう考えても食べることがなさそうなものは、処分します。
他にも、少ししか余っていないもしくは一定期間使っていない調味料やドレッシングなども処分候補です。「もしかしたら使えるかも」と思っていても、大体使うことはないでしょう。
さらに、お惣菜についていたしょうゆやわさびなど、小さい調味料も使う可能性は低いはず。「いつかのために」と残しておくよりも、「年末だから」と思い切って処分したほうが、スッキリします。
このように断捨離して、本当に必要なものだけにすると、冷蔵庫内のスペースが増えて、スッキリするだけでなく、普段の使い勝手の向上にもつながりますよね。

断捨離のタイミングで掃除も忘れずに
前述のように断捨離するとなると、一度は冷蔵庫内が空っぽになるので、そのタイミングで拭き掃除をしましょう。水垢落としに効くクエン酸水や油汚れに効く重曹水・セスキ炭酸ソーダなどを使って、隅々まで拭き掃除して、汚れを取り除きます。ガンコな汚れがある場合は、やけどしない程度のお湯を使用すると落としやすくなって◎。その後、アルコールスプレーを使って、除菌をしたら完了。
冷蔵庫にものを詰め込みすぎないようにするだけで、電気代の節約になるとも言われているので、大掃除のタイミングで一度スッキリさせてみてはいかがでしょうか。
(文・山手チカコ/考務店)