ジュースや発泡飲料はすき焼きにも利用可能
「クリスマスなどで買った子ども用のシャンパンや甘い炭酸飲料が、冷蔵庫のなかに残っているなら、それらをすき焼きに使うとおいしく仕上がるかもしれません」(佐々木さん、以下同)
佐々木さんいわく、炭酸飲料は砂糖がふんだんに含まれているため、すき焼きのような仕上がりの鍋を作るにはピッタリなのだとか。水代わりに炭酸飲料を入れ、あとは加熱するだけ。加熱途中に炭酸はすべて抜けてしまうので、問題なし。
また、あらかじめ肉を炭酸飲料に付け込んでおけば、肉を柔らかくする効果も期待できそうです。
【材料 4人分】
・牛肉…500g
・焼き豆腐…1丁
・春菊…1/2束
・長ネギ…1本
・白菜…1/4玉
・しいたけ…5枚程度
・しらたき…1パック
(A)
・炭酸飲料…200ml程度
・しょう油…100ml程度
・水…50ml
・日本酒…50ml
【作り方】
(1)あらかじめ(A)を混ぜあわせておく。
(2)鍋に油をひき熱したら、長ネギと牛肉を入れ、肉の色が変わってきたら(A)の割下を投入。
(3)その他の具材を入れ、蓋をして15分程度煮込めば完成。
【ポイント】
「コーラを使うとよりいっそうすき焼きっぽく仕上がります。あまりフレーバーや癖の強い炭酸飲料を選ばないことが成功の秘けつです」(佐々木さん、以下同)
余ったお餅をフルーツ鍋~ぜんざいに
もうひとつ、正月といえば余りがちなのがお餅。冷凍庫のなかで保存し続けるのもかさむし、何とか量を減らしたいものだけど、いいレシピはないもの?
佐々木さんは「ご飯という感覚ではありませんが、流行りのフルーツ鍋を作って、お餅はぜんざい風にいただいてはいかがでしょうか?」と、提案。さっそくレシピを考えてもらいました。
【材料 4人分】
・豆乳…500ml
・リンゴ…1個
・バナナ…2本
・ハチミツ…100g
・干しレーズン…あれば
・ナッツ…あれば
・きなこ…あれば
・お餅…食べたいだけ
【作り方】
(1)鍋に豆乳を入れ、すりおろしたリンゴ1/2、ハチミツをいれ、弱火で温める。残ったリンゴはいちょう切りに、バナナは斜めに厚さ1cm程度でカットし、同じく鍋に入れます。
(2)全体に火が通ったら、茹でたお餅(好みによっては焼いてもOK)を入れ、ひと煮立ちすれば完成。
(3)お好みで、レーズンやナッツ、きなこなどを入れると見た目にも食感も楽しくてGOOD!
【ポイント】
「お餅は小さくカットして、チーズフォンデュのようにいただくのも楽しいかもしれませんね。ただし、カロリーは高めなので、食べすぎにご注意を」
甘い食材も、考え方ひとつで鍋レシピに。あなたも余った食材の鍋活用を、楽しんでみませんか?
(文・団子坂ゆみ/考務店)