
後続車に車間距離を詰められるのはイヤ!
ドライバーの本音を探るために、ママテナでは2017年12月19日~22日に、車の運転免許証を取得している既婚女性143名に、「高速道路の運転」に関するインターネットアンケートを実施しました。そのなかで、「ドライバーとして高速道路を走行中に、ほかの車からされたらイヤなことはなんですか?」と質問したところ、TOP10は以下の通りに。
1位:後続車に車間距離を詰められる(84.6%)
2位:無理やり前に入ってくる(81.8%)
3位:ずっとハイビームで走行している(72.7%)
4位:クラクションを鳴らされる(72.0%)
5位:パッシングされる(68.5%)
6位:車線変更を何度も繰り返す(64.3%)
7位:合流地点で道を譲ってくれない(55.9%)
8位:渋滞時のオートバイのすり抜け走行(53.1%)
9位:ノロノロ運転される(44.8%)
10位:道を譲ってもハザードランプを点滅させない(32.9%)
1位となったのは「後続車に車間距離を詰められる」。車間距離を詰めるのは危険運転のひとつ。最近では、“煽り運転”による事故も多発しており、一歩間違えれば命にかかわる問題なので、1位になるのも納得です。
2位は「無理やり前に入ってくる」。相手の車は、運転になれており、「危険ではない」と判断し、車線変更しているのかもしれません。しかし、車同士がぶつかるスレスレで割り込んできたり、危険な幅寄せをしてきて前に入ってこられるのは、誰でもイヤなものですよね。
3位は「ずっとハイビームで走行している」。対向車や後続車がハイビームだと、まぶしくてイヤなもの。とはいえ2016年には、ロービームの視界不良による事故を減らすために、警察が発表した「ハイビーム推奨」が話題になり、あえてハイビームにしているドライバーもいそう。ただし、対向車や目の前にほかの車が走行している場合は、ロービームが基本となるので、上手な切り替えが重要でしょう。
ちなみに、ランキング外の「その他」を選択した人のコメントを見ると、「にらむ」(40代前半)という声も。たしかに、たまににらんでくるドライバーっていますよね…。
今回のランキングでは、10位の「サンキューハザード」や9位の「ノロノロ運転」、7位「合流地点で道を譲ってくれない」のような、比較的危険性の低い行為は下位となっています。
ドライバーの本音としては、事故につながる可能性が高い行為や“煽り”と感じられる行為が、「イヤだ」と感じるポイントになっているのかもしれません。
(文・奈古善晴/考務店)