カーシェアリングの自転車版
自転車シェアリングサービスは、意味はそのままの通りで「自転車の共有」。最近人気のカーシェアの自転車版と考えるとわかりやすいかもしれませんね。
昨年12月には、LINEが参入を表明したばかりですが、セブン-イレブン・ジャパン(ソフトバンクと提携)なども自転車シェア事業に力を入れ始めています。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けても、交通渋滞を懸念する声が多数聞こえていましたが、自転車シェアリングを推進していくことで、もうひとつ移動手段の選択肢が増えます。また環境面においても同様。小池百合子東京都知事が考える東京の環境対策としても注目されています。

レンタサイクルとの違いは?
これまでにも「レンタサイクル」というサービスがあったので、あまり真新しい印象は受けないかもしれません。しかし、レンタサイクルは店舗を構えて自転車を貸し出すのに対し、自転車シェアは乗り捨てが可能という点で異なっています。
レンタサイクルは自転車を借りたら借りた場所まで返しに行く必要がありますが、自転車市エアリングの場合は専用の駐輪場があちらこちらにあり、そのどこかに返却すればよいので、借りる側としたらとてもありがたいですよね。
また、価格も手ごろなので、いろんなシーンに合わせて使えるのも◎。一例として、NTTドコモが運営する「バイクシェア」の料金(参考:港区 自転車シェアリング)を以下にまとめます。
・1回会員…基本料0円、最初の30分150円、以降30分100円
・月額会員…基本料2000円、最初の30分0円、以降30分100円
ちょっと用事があるときや、毎日は使わないけどあると便利というときにも、この値段なら利用しやすいですよね。
自転車をもっていない、車の免許をもっていないママは、こういったサービスの活用も検討してみるとよいかもしれませんね。
(文・山手チカコ/考務店)