栄養満点!サムゲタンとは
サムゲタンは韓国料理で鶏肉とともに高麗人参などの漢方、もち米、くるみ、にんにくなどを入れて煮込んだ料理です。漢方がたくさん入っているため、薬膳料理や滋養食として食べられているそうです。
韓国では、夏バテ時の疲労回復としてよく食べられているそうで、日本でいうウナギのような位置付けといわれているのだとか。本格的なお店では、鶏を丸ごと一羽入れて作ることもあるんですよ。

簡単手軽!サムゲタンレシピ
本格的なものは手間暇がかかるばかりでなく、薬膳など入手しづらい食材も多いですが、日本で手に入りやすい食材だけでも、簡単に美味しく作ることができます。
【材料】
・手羽元…8本
・長ネギ…1本
・もち米…大さじ3
・素麺…1束
・水…1500cc
・いりごま…適量
★顆粒だし…小さじ2
★酒…大さじ2
★塩…大さじ1
★おろしにんにく…小さじ2
★おろししょうが…小さじ2
【作り方】
1)深鍋に水1000㏄と手羽元を入れ、強火にかけて灰汁を取る
2)中火にし、もち米を入れてフタを被せ、20~30分煮込む
3)水500㏄をつぎ足し、★の材料を加える
4)湯がいた素麺を入れる
5)細めのななめ切りにした長ネギを加え、ひと煮立ちしたら火を止める
6)皿に盛り、トッピングで小口切りにしたネギ、いりごまを散らして完成
鶏肉は他の部位でもOKですが、骨から出汁が出るので、必ず骨つきのものにしましょう。塩気が足りない場合は、食べるときに塩を追加してください。
本場韓国では漢方たっぷりで夏にぴったりの料理ですが、お手軽レシピなら冬に温まるのにぴったり! 時間があったら煮込む時間を増やして、鶏肉をほろほろにしていただきましょう!
(文・姉崎マリオ)
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。