ハイクラス層とは?
ハイクラス層に明確な定義はないものの、一般的には管理職でのマネジメント経験がある人材や高い専門性がある人材のことを指します。ハイクラス層は年収も800万円以上が主流。日本の平均年収は約460万円のため、高年収の部類に入るでしょう。
なお、ハイクラス層と似た層を指す言葉にエグゼクティブ層もありますが、こちらは経営者や役員を指すことが多いようです。
ハイクラス転職は難しいの?
年収800万円以上の求人が多いハイクラス転職。ハイクラス層は40代や50代の人材も多く、以下のような理由から転職が難しいと言われることが多いようです。
・管理職としてのマネジメント能力や高い専門性などが必要
・即戦力としてのスキルや経験など、求められるレベルが高い
・ハイクラスに限らず40代や50代の転職自体が難しい
とはいえ、上記に挙げたようなマネジメント能力や高い専門性やスキルを有する人材であれば、ハイクラス転職を叶えられる可能性は十分あります。今回の記事で紹介しているハイクラス向け転職エージェントや転職サイトなどのサービスを積極的に活用しながら、転職活動を進めるのがおすすめです。
また、20代や30代でも現在の年収が600万円以上ある人は、専門的なスキルや経験を有している可能性は高め。この場合はハイクラス転職に挑戦する価値はあるでしょう。
ハイクラス向け転職エージェント・転職サイトを利用するメリット
ここからはハイクラス向け転職エージェントや転職サイトを利用するメリットとして以下の3つを紹介します。
・無料で自分自身の市場価値を確認できる
・非公開求人がチェックできる
・ハイクラス層に特化したサポートが受けやすい
登録を考えている人は参考にしてみてください。
無料で自分自身の市場価値を確認できる
ハイクラス向け転職エージェントや転職サイトのメリットの一つが、登録することで、自分自身の転職市場での価値を客観的に確認できるという点です。一般的に無料で利用できる転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーが転職者に見合った給与やポジションを示してくれます。
一方、登録後にスカウトなどを待つ転職サイトも無料のものが多く、届くスカウトの内容によって自身の市場価値が判断できます。市場価値を知ることは今後のキャリアを考える上でも重要。実際に転職活動をするかどうか迷っているという場合でも、まずは登録してみるのがおすすめです。
非公開求人がチェックできる
ハイクラス向けの転職エージェントや転職サイトに登録することで、多くの非公開求人がチェックできるのも、大きなメリットです。ハイクラス向けのポジションは以下のような理由もあり、非公開となっていることが多め。
・年収や待遇のよさから応募が殺到しやすい
・競合他社に知られたくない
・社内秘で採用したい
このため、ハイクラス転職を叶えるなら、非公開求人がチェックできるハイクラス向け転職エージェントや転職サイトへの登録は必須と言えるでしょう。
ハイクラス層に特化したサポートが受けやすい
プロのキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進める転職エージェントの場合、ハイクラス向けのエージェントの方が、ハイクラス層に特化した転職サポートが受けやすいのも大きなメリットです。
ハイクラス層向けのエージェントには、ハイクラス層の転職事情はもちろん、各業界や職種の事情に精通した専門性の高いキャリアアドバイザーが多く在籍。各業界や職種の現状を踏まえつつ、書類の添削や面接対策などの転職サポートを行ってくれます。
管理職や専門性の高い職種にもしっかりと対応してくれるため、一般的な転職エージェントよりもサポートへの満足度は高くなりやすいでしょう。
ハイクラス向け転職エージェント・転職サイトを利用するデメリット
ここからはハイクラス向けの転職エージェント・転職サイトを利用するデメリットとして、以下の3つを紹介します。
・経歴やスキル、年収によっては条件に合う求人を紹介してもらえないことがある
・担当と相性がよくないケースもある
・スカウトメールへの対応に時間がとられがち
登録を考えるならメリットだけでなくデメリットもしっかりと把握しておくことが大切です。ぜひ参考にしてみてください。
経歴やスキル、年収によっては条件に合う求人を紹介してもらえないことがある
ハイクラス向けの転職エージェントや転職サイトで扱う求人は高年収で、マネジメントスキルや高い専門性を求める求人がほとんど。このため、転職者の経歴やスキル、年収によっては、思うような求人を紹介してもらえなかったり、スカウトが届かなかったり、といったケースも予想されます。
この場合、ハイクラス特化型ではなく、総合型の転職エージェントや転職サイトに登録するのがおすすめ。ハイクラスに限らず幅広い選択肢の中から最適な求人を紹介してもらいやすいでしょう。
なお、ママテナでは女性におすすめの転職エージェントについて詳しく紹介した記事や女性におすすめの転職サイトについて詳しく紹介した記事も公開中です。ハイクラス向け以外のサービスについても知りたい女性はぜひ参考にしてみてください。
>>女性向け転職エージェントについて詳しく紹介した記事はこちら!
>>女性向け転職サイトについて詳しく紹介した記事はこちら!
担当と相性がよくないケースもある
担当のキャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントと相性がよくない、というのはハイクラス向けに限らず、多くの転職エージェントに共通するデメリットです。転職エージェントではそれぞれの転職者に専任の担当者がつくケースが多め。このため、担当者との信頼関係の構築は、転職活動の成功のためには欠かせない事柄です。
もし、担当者とのやり取りの中で「この人には相談しづらい」「希望に合う求人を全く紹介してもらえない」などの不満を覚えたら、遠慮せず、担当の変更を依頼するのがおすすめ。直接言いにくい場合は、公式サイトの問い合わせボタンなどから、エージェント側にその旨を伝えるようにしましょう。
スカウトメールへの対応に時間がとられがち
各企業から直接スカウトを受け取る転職サイトの場合、その対応に時間がとられてしまうのもデメリットのひとつ。企業やヘッドハンターから大量のスカウトメールが届いたとき、そのすべてをチェックするのはかなり大変です。
また、自身の希望に合わない求人や、質の低い求人が多いと、どうしてもスカウトメールへの対応に不満を抱いてしまいがちです。
スカウトメールが多すぎて大変という場合は、企業名やヘッドハンター名で優先順位をつける、自身の職務経歴や希望条件を見直す、などの対応がおすすめ。情報を整理することで、自分自身に必要なスカウトメールだけを受け取りやすくなるでしょう。
ハイクラス向け転職エージェント・転職サイトの選び方
ここからはハイクラス向け転職エージェントや転職サイトの選び方を紹介します。チェックしたいのは、エージェント型かスカウト型か、求人数やサポート内容、年代や年収に適したサービスかどうか、などの項目。これから登録するという人はぜひ参考にしてみてください。
エージェント型かスカウト型かを選ぶ
ハイクラス向けの転職サービスには、転職エージェントに代表されるように、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントのサポートを受ける「エージェント型」のサービスと、転職サイトに分類される「スカウト型」のサービスがあり、転職意欲に応じて選ぶのがおすすめです。詳しく見ていきましょう。
転職意欲が高いならエージェント型
今すぐ転職したいと考えている人におすすめなのが、転職エージェントなどに代表されるエージェント型の転職サービス。プロのキャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントがそれぞれの希望条件に合った求人を紹介してくれます。
また、書類の添削や面接対策などの選考サポートを受けられるのも大きな魅力。業界や職種の現状を考慮しながらアドバイスしてくれます。しっかりとしたサポートを受けたい人や、初めて転職活動に臨む人にも最適です。
良い求人があったら転職したいという人はスカウト型
今すぐではなくても、良い求人があれば転職したいという人におすすめなのが、自身の経歴や希望条件などを登録するだけで、企業やヘッドハンターからのコンタクトがあるスカウト型の転職サービスです。
スカウト型の転職サービスは、積極的に動かなくても、思わぬ企業やポジションのスカウトが受け取れるのが大きな魅力。自らの市場価値も分かるため、転職自体を迷っているという人でも登録しておくとよいでしょう。
また、スキルや経歴に自信があるという人の場合も、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントと二人三脚で進めるエージェント型よりも、企業から直接アプローチを受けるスカウト型の方が効率が良いと感じるかもしれません。
求人数やサポート内容をチェック
転職エージェントや転職サイトを選ぶとき、必ずチェックしておきたいのが求人数やサポート内容です。
特に、求人数は多い方が選択肢の幅は広がります。一方で、ハイクラス向けの求人は非公開求人が主流となるため、フタを開けてみたら希望が叶う求人が見つからない、という恐れも。事前に求人数や求人内容についての口コミをチェックしておくとよいでしょう。
また、転職エージェントを使うならサポート内容も確認しておきたい項目。多くのエージェントがキリアプランの相談や選考サポート、年収交渉などのサポートを行ってはくれるものの、どの程度力を入れているかは、エージェントによって違います。サポート内容やその方法なども細かく確認しておくと安心です。
年代や年収に適したサービスを選ぶ
転職エージェントや転職サイトを活用してのハイクラス転職を目指すなら、それぞれの年代や年収に適したサービスを選ぶことも大切です。例えば、20代ならハイクラス特化型だけでなく、幅広い人材を対象とした総合型のエージェントとの併用が、年収800万円以上ならハイクラス特化型がそれぞれおすすめ。ここから詳しく見ていきましょう。
20代の若手や年収600万円以下なら総合型も併用しよう
経歴やスキルがまだ十分とは言えない20代の若手人材や、年収600万円以下からハイクラス転職を目指す人の場合は、ハイクラス特化型のサービスに登録しつつも、幅広い層を対象とした総合型の転職エージェントをメインで利用するのがおすすめです。
記事内の「ハイクラスへのキャリアアップを目指す人におすすめ!総合型転職エージェント・転職サイトのおすすめ3選」の項目でも紹介していますが、総合型の転職エージェントとして代表的なのは、リクルートエージェント、doda、type転職エージェントなど。
いずれのサービスも幅広い層や職種を対象とした求人を多く取り扱っているため、自らの条件に適した転職先が見つかりやすいほか、担当のキャリアアドバイザーが、今後のキャリアプランの相談にのってくれます。ハイクラス特化型の転職エージェントに登録したものの、なかなか思うような求人を紹介してもらえないという人も使いやすいでしょう。
一方、20代でも年収600万円を超える人は、若手ハイクラス向けのサービスをチェックするのがおすすめ。最適なサービスは「20代のハイクラス層におすすめの転職エージェント・転職サイト」の項目でも紹介しています。
年収800万円以上ならハイクラス特化型がおすすめ
反対に、しっかりと経歴やスキルを積み上げてきた年収800万円以上の層におすすめなのが、ハイクラス特化型の転職エージェントや転職サイトです。
現状で年収800万円以上の層は、管理職としてのマネジメントスキルや高い専門性を有している人材が多め。この層ならハイクラス特化型の転職エージェントや転職サイトに登録しても、思うように求人を紹介してもらえないという確率は低くなります。
このため、ハイクラス層に特化したサービスをメインで利用した方が、自身の現状にとって最適なサービスを受けやすいでしょう。
外資系企業への転職を目指すなら海外発祥のサービスをチェック
ハイクラス層の中には、外資系企業へのハイクラス転職を目指しているという人も多いと思います。そんなときにおすすめなのが、海外企業発祥の転職サービス。中には世界各国に拠点を有するサービスもあり、海外で働きたいという人にもおすすめです。
また、国内発祥の転職サービスの中にも外資系や日系グローバル企業の求人をメインで扱っているサービスも。併せてチェックしておくとよいでしょう。なお、記事内の「外資系への転職におすすめのハイクラス向け転職エージェント・転職サイト」の項目でも、おすすめのサービスを詳しく紹介しています。
ハイクラス向け転職エージェント・転職サイトのおすすめ15選
ここからはハイクラス転職におすすめの転職エージェントや転職サイトを紹介します。ハイクラス層に特化したサービスを厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ビズリーチ
出典:ビズリーチ公式サイト
国内最大級のハイクラス層向け転職サイト、ビズリーチ。登録するだけで、企業やヘッドハンターからのスカウトが届きます。求人の約4割以上が年収1000万円以上で、経営幹部・管理職などのプロフェッショナル人材向けの求人を多く取り扱っているのが大きな特徴です。
また、ヘッドハンターの登録に一定の基準を設けているのもポイント。ビズリーチ独自の基準を満たした優秀なヘッドハンターのみが登録しているため、安心して相談しやすいでしょう。有料プランがあり、無料プランの場合は使える機能が限られるものの、ハイクラス層で転職を悩んでいるなら、まずは登録しておきたい転職サービスです。
サービス名 | ビズリーチ |
運営企業 | 株式会社ビズリーチ |
タイプ | スカウト型 |
公開求人数 | 約15万6000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・国内最大級のハイクラス層向け転職サイト ・登録するだけで企業やヘッドハンターからのスカウトが届く ・求人の約4割が年収1000万円以上で、経営幹部や管理職などプロフェッショナル人材向けの求人を数多く掲載 ・ヘッドハンターの登録には一定の基準があるため、優秀なヘッドハンターが多い |
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ロンドン発祥の日系転職エージェント。世界に広がる独自のグローバルネットワークを有しており、国内大手はもちろん、外資系企業への転職サポートが得意なハイクラス向け転職エージェントです。
英文レジュメの作成や英語面接対策の支援などにも力を入れているため、外資系企業への転職にやや不安があるという人も安心して転職活動に臨みやすいでしょう。さらに、JACリクルートメントには各業界・職種に精通した専門性の高いキャリアコンサルタントが1400人以上在籍。転職者の市場価値を踏まえた上で、求人を紹介してくれます。管理職はもちろん、専門職として経験やスキルを積んできた人材にもおすすめのエージェントと言えるでしょう。
サービス名 | JACリクルートメント |
運営企業 | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約2万1000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・ロンドン発祥の転職エージェント ・国内大手はもちろん外資系企業への転職に強い ・英文レジュメの添削や英語面接の対策なども行ってくれる ・各業界に精通した専門性の高いキャリアコンサルタントが数多く在籍 |
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、登録することで企業やエージェントからのスカウトを受け取れる、ハイクラス層向けの転職スカウトサービスです。AIが転職者のレジュメに登録された希望条件やスキル、経験、企業側が求める人材要件を分析して、マッチした求人やスカウトをおすすめする機能も搭載。さらに、企業やエージェントとはチャットでやり取りができるため、効率よく転職活動を進められます。
業界最大手の転職エージェント、リクルートエージェントと同じ、株式会社インディードリクルートパートナーズが運営しており、リクルートエージェントと共通のレジュメに対応しているのもポイント。リクルートエージェントに既に登録しているという人にとっても、使いやすいサービスです。
サービス名 | リクルートダイレクトスカウト |
運営企業 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
タイプ | スカウト型 |
公開求人数 | 約53万5000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・AIが転職者のレジュメに登録された希望条件やスキル、経験、企業側が求める人材要件を分析してマッチング ・企業側とはチャットでのやり取りが可能で、転職活動を効率よく進めやすい ・リクルートエージェントとの共通のレジュメにも対応 |
doda X
出典:doda X公式サイト
35年以上の歴史を持つ大手の転職サービス、dodaがハイクラス層向けに開設した転職サービスがdoda Xです。ハイクラス層の転職に特化したヘッドハンターが約7300人も在籍。これは国内最大級の人数のため、他の転職サイトと比較しても、転職者自身の専門分野や業界に精通したヘッドハンターに出会える確率が高いでしょう。
掲載している求人はいずれも年収600万円以上。大手・優良企業で、年収800万~年収2000万円以上が叶うハイクラス求人も多く取り扱っています。非公開求人が多めですが、中には登録なしでチェックできる求人もあるため、気になる人は一度、公式サイトをのぞいてみるのがおすすめです。
サービス名 | doda X |
運営企業 | パーソルキャリア株式会社 |
タイプ | スカウト型 |
公開求人数 | 約6万2000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・ハイクラス層の転職に特化したヘッドハンターが在籍 ・ヘッドハンターの在籍人数は約7300人で国内最大級 ・大手・優良企業で、年収800万~年収2000万円以上が叶うハイクラス求人を多く取り扱っている ・中には登録なしでチェックできる求人もあり |
パソナキャリア
出典:パソナキャリア公式サイト
パソナキャリアは人材サービスの大手、株式会社パソナが運営するハイクラス転職・管理部門転職向けの転職エージェントです。利用者の年齢層の中心は30歳~45歳で、国内大手企業の年収600万~1200万円以上の求人を多く保有。全国47都道府県に拠点があるため、地方でハイクラス転職を目指す人にもおすすめです。
転職者の経験や価値観を理解した上での書類添削や面接対策などを行う、手厚いサポートに定評があるほか、女性のハイクラス層の転職で実績があるのも特徴のひとつ。「テレワーク可」「フレックスOK」「女性管理職30%以上」など、女性が働きやすいハイクラス求人も取り扱っています。女性のハイクラス層にチェックしてほしいエージェントです。
サービス名 | パソナキャリア |
運営企業 | 株式会社パソナ |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約4万8000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・年収600万~1200万円以上の求人を多数保有 ・利用者の多くは30~45歳で国内大手企業への転職に強い ・約400人のコンサルタントが在籍しており、手厚い転職サポートに定評がある ・女性が働きやすい職場の求人も多く、女性のハイクラス層にもおすすめ |
ランスタッド
出典:ランスタッド公式サイト
外資系や日系のグローバル企業への転職を目指すハイクラス人材にチェックしてほしい転職エージェントのひとつが、ランスタッドです。本拠地はオランダにあり、世界39の国と地域で活動する世界最大級の転職エージェント。世界中で年間約20万人もの転職をサポートしています。
ランスタッドには各業界に精通したキャリアコンサルタントが数多く在籍。転職を目指すハイクラス層の人材に対し、今後のキャリアパスを見据えつつ、より専門性の高いアドバイスをしてくれます。保有する求人の約8割が非公開求人。ランスタッドだけの独占求人も多数あるため、気になる人はまず、登録するのがおすすめです。
サービス名 | ランスタッド |
運営企業 | ランスタッド株式会社 |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約4980件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・オランダに本拠地があり、外資系や日系グローバル企業への転職に強い ・世界中で年間約20万人の転職を支援 ・各業界に精通したコンサルタントが、専門的なアドバイスをしてくれる ・保有する求人の約8割が非公開求人で、ランスタッドだけの独占求人も多数あり |
LHH転職エージェント
LHH転職エージェントは人材サービス大手のアデコ株式会社が手掛けるハイクラス層向け転職エージェント。以前はSpring転職エージェントの名前で運営されていました。
大きな特徴のひとつが、同じ担当者が転職者と企業の両方を受け持つ「360度式コンサルティング」。企業カルチャーまで理解している担当者による高い精度のマッチングが期待できます。また、職種別の担当コンサルタント制によって、転職者の市場価値を正確に把握しやすいのもポイントです。親身なサポートにも定評があるので、初めて転職に臨む人にとってもおすすめのエージェントと言えるでしょう。
サービス名 | LHH転職エージェント |
運営企業 | アデコ株式会社 |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約1万800件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・職種別の担当コンサルタント制によって転職者の市場価値を正確に把握 ・転職者と企業の両方を担当する同じ360度式コンサルティングを採用することで精度の高いマッチングを実現 ・企業情報の提供や面接対策などが充実 ・親身な対応やサポートに定評がある |
なお、ママテナではLHH転職エージェントについて詳しく紹介した記事も公開中です。ぜひ参考にしてみてください。
>>LHH転職エージェントについて詳しく紹介した記事はこちら!
エンワールド・ジャパン
エンワールド・ジャパンは外資系企業や日系グローバル企業への転職支援に力を入れているハイクラス向け転職サービスです。高い選考基準で採用した多様性と専門性に富んだキャリアコンサルタントが多く在籍。「入社後活躍」を軸にした精度の高いマッチングが魅力です。
また正社員だけでなく、プロフェッショナル派遣や契約社員の求人を取り扱っているのもポイント。これまでの経歴やスキルを生かしながらも、ワークライフバランスを重視した働き方を叶えたい人にもおすすめのエージェントです。
サービス名 | エンワールド・ジャパン |
運営企業 | エンワールド・ジャパン株式会社 |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約1100件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・外資系や日系グローバル企業への転職支援に力を入れている ・中には年収1000万円以上の求人も ・正社員だけでなくプロフェッショナル派遣・契約社員といった働き方も叶う |
ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズはロンドン発祥の転職エージェント。外資系企業や日系グローバル企業への転職支援が強みで、世界各地に拠点を構えています。海外から日本に帰国して働きたい人向けの転職支援も行っており、海外在住の転職者にとっても使いやすいサービスと言えるでしょう。
公式サイトでは専門分野や雇用形態、給与などに加えて、使用言語の語学レベルに応じて求人を検索することも可能。また、サイト上で英文の履歴書が簡単に作れるサービスも行っています。グローバルな環境で働きたい人には、一度はチェックしてほしい転職エージェントです。
サービス名 | ロバート・ウォルターズ |
運営企業 | ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約2000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・海外拠点を多く構え、外資系や日系グローバル企業への転職をサポート ・海外から日本に帰国して働きたい人向けの支援も行っている ・世界有数のグローバル企業はもちろん、ベンチャーや中小企業の求人も幅広く取り扱っている |
AMBI(アンビ)
出典:AMBI公式サイト
AMBI(アンビ)は20代〜30代の若手ハイキャリアの転職支援に特化した転職サイト。サービスに登録することで、企業やヘッドハンターからのスカウトを受け取ることが可能です。さらに気になる求人の「興味あり」ボタンをクリックすることで、企業やヘッドハンターが「合格可能性」を判定してくれる機能も。自身のリアルな市場価値を知りたい若手ハイクラス層におすすめです。
公開求人数は約14万件。全国各地や海外の求人を取り扱っているため、地方在住者が使いやすいのもポイント。自身の「キャリアタイプ指向性」などの特性が分かる「ジブン分析」といったコンテンツも用意されているため、今後のキャリアプランに悩む人にもおすすめです。
サービス名 | AMBI(アンビ) |
運営企業 | エン・ジャパン株式会社 |
タイプ | スカウト型 |
公開求人数 | 約14万2800万件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・20代~30代の若手ハイキャリアの転職に特化した転職サイト ・登録するだけで企業やヘッドハンターからのスカウトが届く ・企業やヘッドハンターによる「合格可能性」診断や、自身の特性が分かる「ジブン分析」といった独自機能も |
クライス&カンパニー
「志あるハイクラス転職」を打ち出しているクライス&カンパニー。ハイクラス層の転職に特化した転職エージェントで、ハイクラス人材のキャリアを正しく理解するための面談に力を入れているのが大きな特徴です。
クライス&カンパニーのキャリアコンサルタントは、転職ありきではなく、転職者のキャリアデザインそのものを支援。求人数はそれほど多くないものの、中長期的なキャリア相談にものってくれるため、今後のキャリアプランに迷いを覚えている人におすすめのエージェントと言えそうです。
サービス名 | クライス&カンパニー |
運営企業 | 株式会社クライス&カンパニー |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約9400件 |
非公開求人数 | 約2万1000件 |
特徴 | ・ハイクラス人材の市場価値を正しく理解するための面談に注力 ・転職者の得意領域を深掘りした上で、幅広い求人を提案してもらえる ・中長期的なキャリアプランの相談にも応じてくれる |
アサインエージェント
20代~30代のハイクラス人材の転職支援に特化しているアサインエージェント。キャリアプランを叶える案件を厳選して紹介しており、転職によって年収アップやキャリアアップを叶えたい若手ハイクラスにおすすめの転職エージェントです。
目指す将来像と現在地から、必要な経験やスキル、キャリア方針、キャリア市場での強みなど7項目からなるキャリアプラン資料を受け取れるのも特徴的。さらに、キャリアプランを実現するため、転職後も半年に1回の割合で面談によるキャリアアップ支援を受けられます。将来どうするべきか悩んでいる若手ハイクラス層はぜひ、チェックしてみてください。
サービス名 | アサインエージェント |
運営企業 | 株式会社アサイン |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・20代~30代の若手ハイクラス層の転職支援に特化 ・将来像、必要な経験やスキル、キャリア市場での強みなどが記載されたキャリアプラン資料がもらえる ・転職後も継続的なキャリアアップ支援が受けられる |
ミドルの転職
出典:ミドルの転職公式サイト
ミドル世代のハイクラス転職に特化した転職サービス、ミドルの転職。30代・40代・50代の人材を求める求人を厳選して掲載しているため、転職活動にハードルの高さを感じている40代以降の世代にもおすすめです。
プロの支援を受けながら転職活動を進める転職エージェントではなく、自ら求人をチェックして応募する転職サイトのため、マイペースに活動しやすいのもうれしいポイント。もちろんスカウト機能も用意しており、企業の担当者はもちろん、転職エージェントからのスカウトも受け取れます。転職活動に不安を感じたら、スカウトを受けたエージェントに転職活動をサポートしてもらうことも可能です。
サービス名 | ミドルの転職 |
運営企業 | エン・ジャパン株式会社 |
タイプ | スカウト型 |
公開求人数 | 約32万4700件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・30代、40代、50代のハイクラス層向けの求人を厳選して掲載 ・自ら求人を検索して応募することもでき、マイペースに活動しやすい ・企業やエージェントからのスカウトを受け取れる機能も用意 |
レバテックキャリア
IT・Web業界のエンジニアやデザイナーとして働く人材におすすめの転職エージェントがレバテックキャリアです。ITエンジニアとWebデザイナーの転職支援に特化。業界の事情に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているため、より専門性の高いサポートが期待できるでしょう。
職務経歴書の添削や模擬面接などの対策によって、高い内定率を実現しています。また、入社前に企業の内情を教えてもらえるのも特徴のひとつ。福利厚生や残業時間、キャリアアップ体制などに加え、マネジメントの仕方やチームのスキル感、同僚の雰囲気まで詳細な情報を得られます。初めての転職に不安を感じている人にもおすすめです。
サービス名 | レバテックキャリア |
運営企業 | レバテック株式会社 |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約4万7200件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・ITエンジニア、Webデザイナーの転職支援に特化 ・業界に精通したキャリアアドバイザーによる専門性の高い支援が期待できる ・企業の内情も教えてもらえるため、初めての転職でも安心 |
KOTORA(コトラ)
出典:KOTORA公式サイト
KOTORA(コトラ)は金融・コンサルティング業界を中心に、IT・Web系や製造業などのハイクラス層、経営陣を含むエグゼクティブ層の転職支援を行っている転職エージェントです。業界出身のコンサルタントが転職活動にしっかりと伴走。転職をきっかけに管理職へのキャリアアップを叶えたい人にもおすすめです。
キャリアコンサルタントは、転職者の経験やスキル、ニーズを聞いた上で、市場の最新の動向も踏まえながら最適な求人の情報を提供。職務経歴書の添削や面接アドバイスなどのサポートもしっかりと行ってくれます。
サービス名 | KOTORA(コトラ) |
運営企業 | 株式会社コトラ |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約3万800件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・金融やコンサルティング業界を中心に、IT・Web系や製造業などの転職支援に特化 ・ハイクラス層はもちろん、経営層を含むエグゼクティブ層の転職もサポートしている ・業界出身コンサルタントによる丁寧な転職サポートが売り |
ハイクラスへのキャリアアップを目指す人におすすめ!総合型転職エージェント・転職サイトのおすすめ3選
ここからはハイクラスへのキャリアアップを目指す人におすすめしたい、総合型の転職エージェント・転職サイトを紹介します。
「年代や年収に適したサービスを選ぶ」の項目でも紹介した通り、20代などの若手人材でマネジメント経験が十分でない場合は、ハイクラス特化型のサイトに登録しつつも、総合型の転職エージェントをメインに利用することで、より効率よく転職活動を進めやすいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェント。圧倒的な求人数の多さで、幅広い業界・職種の中から、自分自身に最適な求人を紹介してもらえるのが大きな魅力です。
さらに、専用アプリでの求人検索や転職活動の進捗管理など、独自の使いやすい機能が多く用意されているのもうれしいポイント。より効率よく転職活動を進めたい人にとっても最適なエージェントと言えるでしょう。
サービス名 | リクルートエージェント |
運営企業 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約58万3000件 |
非公開求人数 | 約42万5300件 |
特徴 | ・業界最大手の総合型転職エージェント ・圧倒的な求人数の多さで、豊富な業界や職種の求人から、自身に最適な求人を紹介してもらえるため、選択肢が幅広い ・専用アプリなど転職活動を効率よく進めるためのサービスも充実 |
なお、ママテナではリクルートエージェントについて詳しく紹介した記事も公開中です。ぜひ参考にしてみてください。
>>リクルートエージェントについて詳しく紹介した記事はこちら!
doda
出典:doda公式サイト
dodaは、自ら求人を検索して応募する転職サイトと、キャリアアドバイザーの支援を受けながら転職活動を進める転職エージェントの両方を兼ね備えた転職サービス。一度の登録で、どちらの使い方もできるため、少しでも転職を考えているなら登録して損はないサービスと言えるでしょう。
公開求人数は約25万件で、非公開求人も多く保有。求人検索ではスキルや経験なども詳細に設定できるため、自分自身に最適な求人が見つかりやすいでしょう。なお、ハイクラス向けの転職サービスとして紹介したdoda Xと同系列のサービスで、dodaからdoda Xへの情報連携にも対応しています。
サービス名 | doda |
運営企業 | パーソルキャリア株式会社 |
タイプ | エージェント型・スカウト型 |
公開求人数 | 約25万1000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
特徴 | ・一度の登録で転職サイトと転職エージェント、両方の機能が使える転職サービス ・スキルや経験などの細かい条件で求人を検索できるため、より最適な求人を見つけやすい ・ハイクラス向けのdoda Xとの情報連携にも対応 |
type転職エージェント
出典:type転職エージェント
約5人に4人が年収アップを実現しているというtype転職エージェント。総合型のエージェントながら、ハイクラス転職向けの専門サイトを用意するなど、ハイクラス向けの求人も充実しています。キャリアアップや年収アップを目指したい人におすすめのエージェントです。
公開求人数は約1万2800件、非公開求人数は約2万3000件と、リクルートエージェントやdodaに比べると求人数は少ないものの、転職サポートが手厚いと評判。転職後の定着率も97.4%と高く、入社後のギャップを少しでも減らしたいという人も安心して利用しやすいでしょう。
サービス名 | type転職エージェント |
運営企業 | 株式会社キャリアデザインセンター |
タイプ | エージェント型 |
公開求人数 | 約1万2700件 |
非公開求人数 | 約2万3000件 |
特徴 | ・総合型の転職エージェントながら、ハイクラス特化のサイトを展開するなど、ハイクラス向けの求人も充実 ・5人に4人が年収アップを叶えており、キャリアアップや年収アップを叶えたい人におすすめ ・手厚い転職サポートに定評があり、入社後の定着率も高い |
なお、ママテナではtype転職エージェント内の女性向けサービス、type 女性の転職エージェントについて詳しく紹介した記事も公開中です。ぜひ参考にしてみてください。
>>type 女性の転職エージェントについて詳しく紹介した記事はこちら!
【年代別】おすすめのハイクラス向け転職エージェント・転職サイトを比較
ここからは20代、30代、40代・50代に分けて、年代別におすすめのハイクラス向け転職エージェントや転職サイトを比較していきます。ぜひ自身の年代に合った項目をチェックしてみてください。
20代のハイクラス層におすすめの転職エージェント・転職サイト
20代のハイクラス層におすすめの転職エージェントや転職サイトは、AMBI(アンビ)、アサイン、ビズリーチ、doda Xの4つです。このうちアンビとアサインはいずれも、20代~30代の若手ハイクラス層に特化した転職サービス。アンビはスカウト型、アサインはエージェント型のため、自身の目的に応じて使い分けるとよいでしょう。
一方、ビズリーチとdoda Xは幅広い年齢層を対象にしたスカウト型の転職サービスで、20代の利用者も一定数います。自身の市場価値を正確に把握したい人は、ハイクラス転職の分野では最大手のビズリーチが、スカウトを待つだけでなく、気になる求人には積極的に応募したい人には、自己応募への制限がないdoda Xがそれぞれおすすめです。
タイプ | おすすめの人 | |
AMBI | スカウト型 | 20代のハイクラス人材に特化したスカウトサービスを使いたい人 |
アサイン | エージェント型 | 20代のハイクラス層に特化した転職サポートを受けたい人 |
ビズリーチ | スカウト型 | ハイクラス転職での自身の市場価値を正確に把握したい人 |
doda X | スカウト型 | スカウトを待つだけでなく、気になる求人には積極的に応募したい人 |
30代のハイクラス層におすすめの転職エージェント・転職サイト
30代のハイクラス層におすすめの転職エージェント・転職サイトはJACリクルートメント、ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト、doda Xの4つです。このうち、JACリクルートメントは外資系企業や日系グローバル企業への転職を目指す人材におすすめのエージェント。専門性の高いキャリアコンサルタントが、転職活動をしっかりサポートしてくれます。
一方、スカウト型を利用したいならハイクラス転職では最大手のビズリーチや、求人数が豊富なリクルートダイレクトスカウト、doda Xをチェックしましょう。ビズリーチは求人数が多いだけでなく、一定の審査基準を満たした優秀なヘッドハンターが多いのが大きな特徴。自身の市場価値を確かめたい人に最適と言えるでしょう。一方、リクルートダイレクトスカウトは求人数の多さや、使いやすいツールの充実ぶりも大きな特徴。スマホ1台で転職活動が完結するため、効率よく進められるでしょう。
残るdoda Xは自己応募がしやすいのが魅力。スカウトを待つだけでなく積極的に動きたい人におすすめのサービスです。
タイプ | おすすめの人 | |
JACリクルートメント | エージェント型 | 外資系や日系グローバル企業への転職を目指す人 |
ビズリーチ | スカウト型 | 自身の市場価値を正確に把握したい人や、優秀なヘッドハンターのサポートを受けたい人 |
リクルートダイレクトスカウト | スカウト型 | 求人数の多さや転職活動の効率を重視する人 |
doda X | スカウト型 | スカウトを待ちと自己応募の両輪で転職活動を進めたい人 |
40代・50代のハイクラス層におすすめの転職エージェント・転職サイト
経験やスキルを積み上げてきた40代・50代のハイクラス層におすすめなのは、JACリクルートメント、リクルートダイレクトスカウト、ミドルの転職の3つです。
JACリクルートメントは専門性の高いコンサルタントが多く在籍する転職エージェント。外資系や日系グローバル企業への管理職転職に強く、英文書類の添削や英語面接の対策なども行ってくれます。一方、企業やヘッドハンターからのスカウト待ちを中心に転職活動を進めたい人はリクルートダイレクトスカウトが使いやすいでしょう。
残るミドルの転職は30代~50代のハイクラス層向けの求人を厳選している転職サイト。スカウト機能に加え、自己応募機能もあるため、自ら積極的に活動したい人におすすめです。
タイプ | おすすめの人 | |
JACリクルートメント | エージェント型 | 専門性の高いコンサルタントのサポートを受けたい人や、外資系や日系グローバル企業への転職を目指す人 |
リクルートダイレクトスカウト | スカウト型 | スカウトを中心に効率よく転職活動を進めたい人 |
ミドルの転職 | スカウト型 | 30代~50代に特化した求人をチェックしたい人や、自ら積極的に応募したい人 |
【状況別】おすすめのハイクラス向け転職エージェント・転職サイトを比較
ここからは、外資系への転職と、女性ハイクラス層にそれぞれおすすめのハイクラス向け転職エージェントと転職サイトを比較します。外資系や日系グローバル企業への転職を目指す人や、女性のハイクラス層で転職を考えている人は参考にしてみてください。
外資系への転職におすすめのハイクラス向け転職エージェント・転職サイト
外資系企業や日系グローバル企業への転職を目指す人、海外で働きたいと考えている人におすすめなのが、JACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ、ランスタッド、LHH転職エージェント、エンワールド・ジャパンの5つです。
このうちJACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ、ランスタッドの3つはいずれも、海外発祥の転職エージェント。外資系とともに日本企業への転職も視野に入れているならJACリクルートメント、海外で働きたい人や反対に海外から日本に戻って働きたい人にはロバート・ウォルターズ、好待遇の非公開求人を多くチェックしたいなら、ランスタッドがそれぞれおすすめです。
一方、LHH転職エージェントとエンワールド・ジャパンの2つは国内企業のサービス。エージェントによるマッチング力の高さを重視する人はLHH転職エージェント、正社員以外のプロフェッショナル派遣・契約社員といった働き方も視野に入れている人は、エンワールド・ジャパンをチェックしてみてください。
タイプ | おすすめの人 | |
JACリクルートメント | エージェント型 | 外資系やグローバル企業を中心に国内の大手企業への転職も視野に入れている人 |
ロバート・ウォルターズ | エージェント型 | 海外拠点で働きたい人や、海外から日本に戻って働きたい人 |
ランスタッド | エージェント型 | 好待遇の非公開求人を多くチェックしたい人 |
LHH転職エージェント | エージェント型 | 転職サポートの手厚さやマッチング精度を重視する人 |
エンワールド・ジャパン | エージェント型 | 正社員以外にプロフェッショナル派遣・契約社員といった働き方も視野に入れている人 |
女性におすすめのハイクラス向け転職エージェント・転職サイト
女性のハイクラス層の転職におすすめなのが、パソナキャリア、LHH転職エージェント、JACリクルートメント、エンワールド・ジャパンの4つの転職サービスです。このうち、国内大手企業への転職に強いパソナキャリアは、女性管理職の転職でも十分な実績があるエージェント。女性ハイクラス層にとって、まずチェックしたいエージェントと言えるでしょう。
一方、国内大手ではなく外資系への転職を目指す女性は、残るJACリクルートメント、LHH転職エージェント、エンワールド・ジャパンの3つをチェック。英語での面接など、外資系の選考対策をしっかりと行いたいなら、JACリクルートメント、より自身の経歴やスキルに合った求人を紹介してもらいたいならLHH転職エージェント、正社員以外の柔軟な働き方を叶えたいならエンワールド・ジャパンがそれぞれおすすめです。
タイプ | おすすめの人 | |
パソナキャリア | エージェント型 | 国内大手企業へのハイクラス転職を目指す女性 |
JACリクルートメント | エージェント型 | 外資系やグローバル企業への転職を目指す女性で選考対策を重視する人 |
LHH転職エージェント | エージェント型 | 外資系やグローバル企業への転職を目指す女性で、自身に合った求人を紹介してもらいたい人 |
エンワールド・ジャパン | エージェント型 | 外資系やグローバル企業への転職を目指す女性で、正社員以外に派遣や契約での働き方も検討している人 |
ハイクラス向けの転職を成功させるためのポイント
ハイクラス層が転職を成功させるためには、複数の転職エージェントや転職サイトへの登録や、エージェントの活用方法など、いくつかのポイントがあります。ここから詳しく紹介するので「ハイクラス転職は難しい」と感じている人は参考にしてみてください。
複数の転職エージェントや転職サイトに登録する
ハイクラス向けの転職に限ったことではないものの、転職活動時は複数の転職エージェントや転職サイトに登録するのがおすすめです。転職エージェントや転職サイトは独占の非公開求人を保有している場合が多く、その情報は登録しないとチェックできません。このため、より幅広い求人情報を得て、効率よく転職活動を進めるためには、複数登録は欠かせないポイントと言えるでしょう。
なお、複数のサービスに登録する場合はハイクラス特化型だけに絞るのではなく、最低一つは幅広い層を対象とした総合型の転職エージェントや転職サイトに登録しておくのがおすすめです。
特に、経験やスキルが少ない恐れもある20代などの若手人材は、総合型をメイン、ハイクラス特化型をサブとして使った方が、より最適な求人が見つかりやすくなるでしょう。
求人条件を絞りすぎない
転職活動をするなら求人条件を絞りすぎないことも大切です。特に、40代や50代は全体の求人数自体がそれほど多くないため、条件を絞りすぎてしまうと、なかなか思ったような転職先が見つからないという場合もあります。
マネジメントスキルや高い専門性を持つ40代以降の人材は、より広い視野を持って転職活動をすることで、自身の能力を適切に生かせる転職先が見つかりやすくなります。不安がある場合は、転職エージェントや、ヘッドハンターのスカウトなどをうまく利用して、プロの意見を聞いてみるとよいでしょう。
エージェントとの面談では経歴やスキルを正直に伝える
転職エージェントを利用する場合、登録後に担当のコンサルタントやキャリアアドバイザーとの面談の場が設けられます。このとき、自身の経歴やスキルを“盛って”話すのはNG。自身に見合った求人を紹介してもらうためにも、できるだけ正直に伝えるようにしてください。
そのためには、面談前のスキルや経験の棚卸しも重要。もし、自分一人で棚卸しをするのが難しいという場合は、担当のコンサルタントやキャリアアドバイザーにその点を相談するとよいでしょう。
なお、担当のコンサルタントやキャリアアドバイザーに対して「相談しづらい」「相性がよくない」などと感じた場合は、担当の変更をお願いすることも可能です。各エージェントの公式サイトから問い合わせてみてください。
エージェントとはこまめに連絡をとり転職意欲をアピールする
転職を目指す人材を企業に紹介するのが、転職エージェントの重要な役割。一般的に、転職意欲の高い人に対して、より多くの求人を紹介したり、積極的にサポートしたりしようとします。
このため、よりよい求人を紹介してもらうためには転職意欲のアピールは欠かせません。向こうから来た連絡には早急に返信するなど、こまめに連絡を取るようにしてください。
内定後の年収交渉はエージェントに依頼する
ハイクラス転職を目指すときに、年収アップを大きな目的にしているという人は多くいると思います。ただ、転職者自身による年収交渉は難易度が高め。下手に交渉すると入社前に印象が悪くなってしまう恐れもあります。
このため、内定後の年収交渉は担当のコンサルタントやキャリアアドバイザーに代行してもらうのがおすすめです。多くの転職エージェントでは年収交渉の代行もサービスのひとつとして行っています。希望の年収を伝えて、うまく交渉してもらうようにしましょう。
ハイクラス向け転職エージェントの利用の流れ
ハイクラス向けの転職エージェントの主な利用の流れは以下の通りです。エージェントによって、若干の違いはあるものの、エージェントを利用したことがないという人は参考にしてみてください。
利用の流れ | 内容・ポイント |
1.登録 | オンラインで連絡先や経歴、スキルなどを入力 |
2.初回面談 | エージェント側の担当と面談し、転職の目的や希望条件などを伝える。経歴やスキルの棚卸し、条件の整理などを事前に行っておくとスムーズ |
3.求人紹介 | 転職者に最適な求人があった場合、エージェントの担当者が求人を紹介。ハイクラス向けの求人は競争率が高いため、少しでも気になるなら積極的に応募するのがおすすめ |
4.書類選考・面接 | 企業に提出する書類の添削や、面接対策もエージェントの担当者に依頼するのがおすすめ。企業側が求める人物像などを踏まえたうえで、具体的なアドバイスがもらえる |
5.内定 | 内定後、エージェントによっては年収交渉の代行サービスも。また、入社後のフォローアップをしてくれるエージェントもある |
ハイクラス向け転職サイトの利用の流れ
転職サポートが受けられる転職エージェントとは違い、求人掲載やスカウト待ちが主になる転職サイト。オンラインで必要事項を入力して登録するのは、転職エージェントと同じですが、その後は自ら求人をチェックして応募する、スカウトを待つ、といった流れになります。
ただし、サイトによっては自己応募に制限がかかるケースもある、という点には注意しましょう。また、基本的には転職サポートは受けられないため、書類の添削や面接対策をお願いしたい場合は、スカウトをくれたヘッドハンターやエージェント経由で応募する必要がある点も覚えておいてください。
まとめ
ハイクラス層におすすめの転職エージェントや転職サイトについて詳しく紹介しました。管理職としてのマネジメントスキルや高い専門性を有するハイクラス向けの求人は、高年収、好待遇のものが多い一方、競争率も高いため、中には「転職が難しい」と感じる人もいるかもしれませんね。
このため、転職活動をするなら、ハイクラス求人に特化した転職エージェントや転職サイトの利用は必須と言えるでしょう。ぜひ今回の記事で紹介した内容を参考に、自分自身に最適な転職サービスを探してみてください。
(構成・文:ママテナ編集部)
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
