赤ちゃん用のお食事イスに座らせて離乳食を食べさせるのはいつから?

赤ちゃん用のお食事イスに座らせて離乳食を食べさせるのはいつから?

離乳食時期のイスについてご紹介します。離乳食スタート時は赤ちゃんはまだおすわりができないですよね。なので、ママのひざの上で食べることが多いと思います。でも、おすわりができる生後7カ月ごろからは、安全なイスにしっかり座って食べることができるようになります。ここではお食事イスにすわれる目安と、安全なイスの選び方についてお伝えします。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食の最初のころはママに抱っこしてもらって離乳食を食べる赤ちゃん。「いつからイスに座れるようになるの?」と疑問に思うママもいると思います。

そこで、今回はイスに関する疑問とイスの選び方をご紹介します。イス選びをするときに、参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんがイスに座れるようになるタイミングとは?

月齢や発達などによって変わってくるので、自分の子どもがイスに座れるかどうかチェックしてみましょう。

月齢

イスに座れるようになるのは、離乳食中期(生後7カ月ごろ)が目安といわれています。

ひとりでおすわりができる

月齢も目安ですが、ひとりでおすわりができるようになったというのも目安です。生後7カ月になったけれど、座るときにふらふらしている場合は、危ないのでやめておきましょう。

イスをいやがらない

イスをいやがらないというのも大切です。いやがってイスから転落すると危険なので、いやがるときはママのおひざでOKです。無理強いしなくていいですよ。

お食事イスの選び方

さまざまなイスがありますが、赤ちゃんが食事をするときに使うイスは、どんなものがいいのでしょうか?

背もたれがある

背もたれがないと、赤ちゃんはうしろにひっくり返ってしまいます。必ず背もたれのあるイスを選びましょう。

床に足がつく

床に足がつくイスを選ぶことも大切です。大人も、足が床につかないイスに座るときに、どこに重心を置けばいいか、わからないことはありませんか?赤ちゃんも一緒です。足が床につくことで、背筋が伸びて食事が食べやすくなります。

転落しにくい(ひじかけがある)

ひじかけがあるイスが安心ですね。赤ちゃんはふとしたことで転落する危険があります。

あとはママ目線でいうと、汚れが拭きやすい素材であること。離乳食期は食べこぼしが多い時期でもあります。カンタンに汚れがふき取れる、または丸洗いできるイスがあると清潔を保てますよ。

著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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