飲む点滴「甘酒」で、夏の疲れを吹っ飛ばせ!

飲む点滴「甘酒」で、夏の疲れを吹っ飛ばせ!

第265回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
みなさん、そろそろ夏の疲れが出てきていませんか? 暑さを凌ぐために、エアコンや冷たい飲み物、食べ物で冷やし続けてしまった体からSOSが出ているのでは? そんな体には、飲む点滴とも言われる「甘酒」で、しっかり夏の疲れのケアをしましょう。

「飲む点滴」「飲む美容液」と言われる甘酒の魅力とは?

9月に入って少し暑さも和らいできましたが、体には夏の疲れが溜まっているのでは? そろそろ、体からSOSが出てくる頃ですよね。そんな夏疲れの救世主になってくれるのが、飲む点滴としても有名な「甘酒」です。

甘酒には「米麹で作った甘酒」「酒粕で作った甘酒」があり、より健康や美容に効果が期待できるのは酵素の発酵作用を利用した「米麹で作った甘酒」です。

そんな甘酒には、筋肉や髪、臓器などを作る重要なタンパク質をはじめ、体内のエネルギー代謝を促進する「ビタミンB群」、集中力を高め脳の活性化や疲労回復を促す「ブドウ糖」、筋肉疲労予防や健康維持・美肌に効果的な「アミノ酸」など、夏の疲れに効果が期待できる栄養がたっぷり詰まっています。「飲む点滴」と言われるのも納得ですね。

さらに、麹菌の酵素がもつ抗酸化作用による老化予防や、オリゴ糖の働きによる便秘の改善、免疫力アップなど、女性に嬉しいパワーも期待できます。甘酒は「飲む美容液」とも言われているのです。

甘酒の飲み方で、期待できる効果が違うって知ってた?

栄養満点の甘酒ですが、実は飲み方で期待できる効果が違ってくるそう。飲み方のポイントを2つご紹介します。

1. 飲むタイミング
<朝>ダイエット効果
ブドウ糖が脳の目覚めをサポート。栄養豊富な甘酒を朝摂ることで体が活性化し基礎代謝がアップするため、ダイエットにも効果的と言われています。

<昼>集中力がアップ
ブドウ糖をエネルギーに変換するビタミンB1の働きにより脳が活性化し、集中力や活力がアップすると言われています。

<夜>疲労回復と安眠効果
ビタミンB群による体の疲労回復、GABAによるストレスの緩和が期待できます。また体を温めることで良い眠りに導きます。

2. 飲む温度
甘酒に含まれている酵素が活発になる温度が60度くらいと言われています。酵素は熱に弱いため、温めすぎず60度以下のぬるま湯がベストなのだそう。


甘酒でしっかり栄養補給して、夏の疲れを吹っ飛ばしてくださいね。

飲む点滴「甘酒」で、夏の疲れを吹っ飛ばせ!

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

この記事を監修した人

日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙
日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙
体の内側から整えキレイと幸せをかなえる一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。
体の内側から整えキレイと幸せをかなえる一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。

この記事を書いた人

あかり
日本ビューティーフード協会
薬剤師、日本ビューティーフード協会ビューティーフードマイスター。半年で-10キロのダイエットに成功した経験をもとに、「ガマンしない・美味しく食べる・ココロもカラダも綺麗になる」を提案している。
薬剤師、日本ビューティーフード協会ビューティーフードマイスター。半年で-10キロのダイエットに成功した経験をもとに、「ガマンしない・美味しく食べる・ココロもカラダも綺麗になる」を提案している。