リビングのお掃除はあの日用品やあの不用品で!
リビングのお掃除には、主に次のモノを使用します。リンス、ストッキング、牛乳、ゴム手袋、歯ブラシ。こんな身近なものにどんなパワーが隠されているのでしょうか?
リンスでテレビのホコリが付きにくくなる裏ワザ
テレビなどの電化製品のホコリって気になりますよね?取っても取ってもすぐ降り積もる…。そんなとき、リンスを使って電化製品にホコリを付きにくくする方法があるのをご存じですか?電化製品にホコリがつきやすいのは、静電気が原因。そこで、静電気の発生を抑える力のあるリンスを使うというわけなんです。
方法は、リンスを水で約5倍くらいに薄めそこに布を2分ほど浸したら、よく絞って5~6分ほど乾かして、あとは電化製品全体を拭くだけ。リンスがなければ、静電気防止効果のある柔軟剤でもOK。この手間だけで、前よりは断然ホコリが付きにくくなるので、ぜひ試してみてください!
ホコリ取りは、“ストッキンググローブ”でチャチャッと!
実は、お掃除に欠かせない“万能アイテム”のひとつが、ストッキングなんです。履き古したものや、下ろしたばかりなのに伝線してしまったストッキングは、ぜひお掃除で活用してください!ストッキングは摩擦による静電気でホコリを吸い寄せてくれるので、ホコリのお掃除に最適。そこで、ストッキングの足がスッポリ入る部分を切って用意しておけば、ちょっと気になるホコリを発見したらそれを手にかぶせ、チャチャッと取ればすぐスッキリ。ぜひおすすめです!
牛乳で観葉植物の葉をキレイにお掃除
リビングの雰囲気をガラっと素敵に変えてくれる観葉植物。でも、せっかくの観葉植物が、ホコリまみれになって残念な状態になってたりしませんか?そういうときは、水で薄めた牛乳で一枚一枚の葉を拭いてあげてください。ホコリが取れるだけでなく、牛乳の脂肪分がワックス効果となり、ツヤが出て色が鮮やかに。さらに虫が付きにくくなる嬉しい効果も!葉っぱなので、やさしく拭いてあげましょう。
じゅうたんやカーペットのお掃除はゴム手袋で!
ふかふかの絨毯やカーペットは、毛の中に小さいゴミや髪の毛が入り込んでしまって、掃除機でも粘着性のコロコロでもなかなか取れないものですね。そんなとき、家にあるゴム手袋が大活躍してくれるんです。
方法は簡単。手袋をはめたら、絨毯やカーペットの上をなでていくだけで、ゴミや髪の毛がどんどん取れるんです。ポイントは、最初は毛並みと逆方向にこすっていき、そのあと、毛の流れにそってこすっていくと、ゴミや髪の毛が驚くほどまとめて取れます!テレビを観ながらでも簡単にできるので、ちょっとした時間も有効に使ってみては?
使い古しの歯ブラシは、毛先カットでパワーアップ!
細かいところの頑固な汚れ落としに“使い古しの歯ブラシ”を使うのは、皆さんもすでに実践してるのでは?でも、ちょっとした手間を加えるだけど、さらに効果がパワーアップするんです。
方法は、広がってしまった毛先部分をハサミでカットしちゃうんです。カットすることで、毛のコシが復活して強くなるうえに、毛が短くなることで力がより伝わりやすくなり、汚れ落ちがパワーアップします!
撮影/岡村智明 構成・文/横田裕美子