バスルームやトイレなどの水垢や黄ばみは、日々の簡単掃除で退治!
バスルーム&トイレ掃除には、主に次のモノを使用します。シャンプー、酢、歯磨き粉、ストッキング、新聞紙。こんな身近なものに、どんなパワーが隠されているのでしょうか?
トイレ掃除は、酢水やシャンプーがおすすめ!
毎日使うトイレは、常に清潔に保っておきたいもの。それだけに、お掃除グッズをいろいろ揃えても、とにかく減りが早くてコストがかかる場所ですよね。実は、家にあるもので充分お掃除できるんです。便器のフタや便座、便器の縁などに効果的なのは、酢水です。
方法は、水で約6倍に薄めた酢水をスプレーし、あとはボロ布で拭きとるだけ。酢水が汚れを落とすだけでなく、除菌、消臭効果も発揮してくれます。そして、便器の中は何を使うかというと、シャンプーです。中途半端に余ってしまったり、髪に合わなくて処分に困ってしまったシャンプーは、ぜひ便器の中の掃除に使ってください。シャンプーは“たんぱく汚れ”に強く、泡立ちもいいので汚れが落としやすい。さらに、トイレにシャンプーのいい香りが広がって、芳香効果まで発揮してくれます。
しつこい水垢は歯磨き粉でピカピカに!
バスルームの水垢は、水に含まれているマグネシウムやカルシウムなどの金属イオンが蒸発してこびり付いた汚れなので、水だけでは取れません。そこで驚きの効果を発揮するのが、研磨剤の入った歯磨き粉。
方法は、歯磨き粉で水垢のひどいところをこするだけで、しつこい水垢がスッキリ落ちてピカピカになっちゃうんです。使う布はデニム生地がより効果的ですが、手にとってそのままこすっても充分キレイに落ちます。仕上げを万能お掃除アイテムのストッキングでしっかり磨き上げれば、まるで鏡のような輝きが!お風呂に入ったついでにお子さんと一緒にゴシゴシするのも楽しいですよ。
古新聞のインクのパワーで、汚れを落として輝きキープ
水回りといえば、すぐに水垢や水はね汚れでくすんでしまう洗面所やバスルームの鏡も気になりますね。そういうときは、新聞紙と水だけでピカピカになってしまうんです。鏡だけでなく、窓も同様にキレイになるので、大掃除にもぜひ活用してみてください!
方法は、鏡全体に水を吹きかけたら湿らせた新聞紙でこすって汚れを落とし、仕上げに乾いた新聞紙で水を拭き取りながら磨き上げるだけ。インクに汚れを落とす効果があるのと同時に、インクの油分でコーティングされ、汚れが付きにくくなりくもり防止効果も!
それでも落ちないウロコ状のしつこい汚れの場合は、切り札として“歯磨き粉”を使ってみてください。
撮影/岡村智明 構成・文/横田裕美子