マフラーや大判ストール、ティペットなどの冬小物、そろそろお手入れしてから収納をしよう。そう思いつつもクリーニングに出すのはもったいない気がします。そこで、自宅で簡単にできるお手入れ方法を洗濯家・中村祐一さんにお話を伺いました! 数々の著書を出版しているほか、テレビや雑誌などのメディア、自身のホームページにて洗濯のコツを発信している中村さん。洗濯のスペシャリストはどのようなアドバイスをくれるのでしょうか?
■そもそも冬小物は自分で洗濯できるの……?
──大判ストールやマフラー、ティペットなどの冬小物は自宅でお手入れできるのでしょうか?
はい。洗濯できるものとできないものがありますが、最近は家庭でも洗えることを売りにしている商品も増えているので、洗えるものが多くなっていますよ(中村さん)
──洗えるものと洗えないものは、素材で見分けられるのでしょうか?
カシミヤでも洗えるものがあったり、反対に化繊でも洗えないものがあったりするので、一概に素材だけでは判断がつきません。注意が必要ですね。見分けるポイントは、洗濯表示の桶のマーク。これにバツが付いていなければ洗濯OKです。
はい。洗濯できるものとできないものがありますが、最近は家庭でも洗えることを売りにしている商品も増えているので、洗えるものが多くなっていますよ(中村さん)
──洗えるものと洗えないものは、素材で見分けられるのでしょうか?
カシミヤでも洗えるものがあったり、反対に化繊でも洗えないものがあったりするので、一概に素材だけでは判断がつきません。注意が必要ですね。見分けるポイントは、洗濯表示の桶のマーク。これにバツが付いていなければ洗濯OKです。
──洗濯機、手洗い、どちらがいいのでしょうか?
桶に手が入っている洗濯表示なら、手洗いを推奨しています。洗濯機を使うときはネットに入れて、手洗いコースなどでもOK。おしゃれ着用の中性洗剤を使うと良いでしょう。また、洗濯機で洗える衣類でも生地をなるべく痛めたくないなら手洗いが良いですね。
──でも、手洗いって面倒くさそう……。特別な道具などは必要ですか?
道具は、桶と洗剤、洗濯ネットを用意してください。干すときも特別なものは使いません。小物の大きさによりますが、2〜3本のハンガーがあれば大丈夫です。
桶に手が入っている洗濯表示なら、手洗いを推奨しています。洗濯機を使うときはネットに入れて、手洗いコースなどでもOK。おしゃれ着用の中性洗剤を使うと良いでしょう。また、洗濯機で洗える衣類でも生地をなるべく痛めたくないなら手洗いが良いですね。
──でも、手洗いって面倒くさそう……。特別な道具などは必要ですか?
道具は、桶と洗剤、洗濯ネットを用意してください。干すときも特別なものは使いません。小物の大きさによりますが、2〜3本のハンガーがあれば大丈夫です。
桶は洗濯桶でなくても、衣類が入る大きさなら問題なし。また、洗剤はおしゃれ着用のものを使うと良いみたい。さっそく、中村さんに伺った方法で洗濯してみます!
家でもできる! 冬小物の洗濯方法
桶に水を張り、表示の量の中性洗剤を入れて軽く混ぜます。桶マークに数字が書いてある場合は、適宜その温度までのお湯を使うと皮脂汚れが落ちやすくなります。
たたんで洗濯ネットに入れた衣類を沈めるように、軽く押し洗いしを5回ほどしたら……
水から持ち上げます。この作業を5セット繰り返します。
洗うときに使っていた水は捨て、新しいきれいな水に取り替え。洗う時と同じように、5回軽く押し、水から持ち上げる作業を5セット繰り返します。
5セット終わったら、水を替えてもう一度同じ作業を行いましょう。
5セット終わったら、水を替えてもう一度同じ作業を行いましょう。
洗濯機の脱水モードで30秒から1分脱水。バスタオルで挟んで水分を取ると、より優しく脱水できます。
ハンガー2〜3本に渡すようにして衣類をかけ、風通しの良い場所で陰干しします。花粉が気になるなら室内干し。換気扇を回した状態のお風呂場やエアコンの近くなどで乾かすと良いでしょう。ピンチハンガーは挟んだところにあとが残りやすいので注意。また、毛足のあるティペットなどは、ある程度乾いたところでクシを使ってとかすと良いそうです。
きれいになりました!
冬小物のような軽い衣類は、しまう時に潰れてしまわないよう、衣装ケースの上の方に入れると良いそうです。また、ウールやリアルファーなどの動物性の素材を使ったものは虫食いされやすいので、衣類の上に防虫剤を入れるとなお良いのだとか。
さらに、衣装ケース選びも重要。開け閉めすると防虫成分が逃げてしまうので、引き出しタイプではなくフタを閉じるタイプのものを選びましょう。
さらに、衣装ケース選びも重要。開け閉めすると防虫成分が逃げてしまうので、引き出しタイプではなくフタを閉じるタイプのものを選びましょう。
クリーニング屋に出せば自分で洗わなくてよいですが、後から取りに行かなくちゃいけないのが面倒だし、時間もお金もかかってしまいますよね。それを考えると、セルフクリーニングは意外と時間がかからず、家にあるもので簡単にできるので安上がり。また、直接肌に触れる冬小物は、皮脂汚れやメイク、体臭が付きやすいので、洗うだけではなくしまい方も重要です。
使っているシーズン中もこまめにお手入れが必要なので、覚えておいて損はないセルフクリーニング。あなたも試してみては?
(河島まりあ+どてらい堂)
使っているシーズン中もこまめにお手入れが必要なので、覚えておいて損はないセルフクリーニング。あなたも試してみては?
(河島まりあ+どてらい堂)
河島まりあ
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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