毎日違う献立をイチから料理するのはなかなか面倒。かといって毎日同じメニューも、飽きてしまいますよね。けれど、作り置きするのって手間と技術が必要そうで、なかなか手を出せない……。そんな悩みを解決すべく、料理研究家の加瀬まなみさんに、とっておきのレシピを教わりました。
「フライパンひとつで作る絶品パエリア」、「5分でできた! シリーズ」などの著書があり、ひとり暮らしの女子にも簡単で手間なく作れるレシピに定評がある加瀬さん。
今回、加瀬さんに教わったのは、作り置きに最適なレシピ「コマタマ」。これは豚こま肉と玉ねぎを炒め合わせるだけのごくシンプルな料理ですが、これさえ作って冷凍しておけば、色々な味にカスタマイズできるスグレモノ。今回、味付けは趣向の異なる3種類をご紹介します!
今回、加瀬さんに教わったのは、作り置きに最適なレシピ「コマタマ」。これは豚こま肉と玉ねぎを炒め合わせるだけのごくシンプルな料理ですが、これさえ作って冷凍しておけば、色々な味にカスタマイズできるスグレモノ。今回、味付けは趣向の異なる3種類をご紹介します!
■ベース:コマタマの作り方
まずはベースとなる「コマタマ」の作り方です。安価な豚こまで作るからお財布にも優しいし、ボリュームも満点。たくさん作って冷凍保存しましょう!
[材料](3回分)
豚こま 300g
玉ねぎ 1個
醤油 大さじ1
サラダ油 適量
豚こま 300g
玉ねぎ 1個
醤油 大さじ1
サラダ油 適量
豚こまはひとくち大にカットし、玉ねぎは薄切りにします。
豚こまに醤油を加えて、全体に馴染むように軽く揉み込みます。筆者は手が汚れるのが嫌なのでビニール袋に材料を入れて揉みました。
サラダ油を敷いたフライパンに玉ねぎと豚こまを入れて、火が通るまで炒めます。
いったんバットやお皿に平たく盛り、粗熱をとります。その後3等分し、ラップやジップロックなどで小分けに包み冷凍保存します。土日の時間がある時に大量に仕込んでおくといいかも。
ここからは、「コマタマ」を使った加瀬さんのおススメレシピを3種類ご紹介いたします!
ここからは、「コマタマ」を使った加瀬さんのおススメレシピを3種類ご紹介いたします!
■バリエーション1:牛丼屋さんのあの味! 「だしうま豚皿」
コマタマにめんつゆで出汁の旨みを加えた一品。おなじみ牛丼チェーンの豚皿ような味わいです。仕上げに温泉玉子をトッピングすることで、ごちそう感が格段にアップします!
[材料]
コマタマ 1回分
めんつゆ(2倍希釈のもの) 大さじ2
砂糖 小さじ1
温泉玉子 1個
刻みネギ 適量
マヨネーズ 適量
七味唐辛子 適量
コマタマ 1回分
めんつゆ(2倍希釈のもの) 大さじ2
砂糖 小さじ1
温泉玉子 1個
刻みネギ 適量
マヨネーズ 適量
七味唐辛子 適量
コマタマとめんつゆ、砂糖をフライパンに入れ、和えながら煮詰めます。
汁気がなくなったら器に盛り付け、マヨネーズ、温泉玉子、刻みネギ、七味唐辛子をトッピングして完成です。
「最後のトッピングはお好みで。温玉ではなく生卵にしてみたり、チーズを溶かしてもおいしいですよ」(加瀬さん)。
豚肉と玉ねぎにしっかり味が染みて、ごはんが進みます。豚丼にするのがおすすめ! シンプルな味付けなので、温泉玉子やマヨネーズがよいアクセントになっています。ちなみにキムチをのせてもおいしくいただけましたよ!
「最後のトッピングはお好みで。温玉ではなく生卵にしてみたり、チーズを溶かしてもおいしいですよ」(加瀬さん)。
豚肉と玉ねぎにしっかり味が染みて、ごはんが進みます。豚丼にするのがおすすめ! シンプルな味付けなので、温泉玉子やマヨネーズがよいアクセントになっています。ちなみにキムチをのせてもおいしくいただけましたよ!
■バリエーション2:味噌バターを加えて「サッポロラーメン風」の味わいに!
味噌+バター、そこにコーンが加わって、サッポロ味噌ラーメンをイメージした味わいに変身! 仕上げにのせる、とろりと溶けたバターがたまりません!
[材料]
コマタマ 1回分
コーン(缶詰など) 20g
水 大さじ2
味噌 大さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
バター 10g
コマタマ 1回分
コーン(缶詰など) 20g
水 大さじ2
味噌 大さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
バター 10g
コマタマ、コーン、水、味噌、砂糖をフライパンに入れ、和えながら煮詰めます。
やや汁気が残った状態で火からおろしてOK。器に盛り付け、あたたかいうちにバターをトッピングして完成です。
「バターは一緒に炒めず、最後に乗せることで存在感がアップ! よりバターの風味を堪能できますよ」(加瀬さん)
玉ねぎやコーンの甘みを味噌がうまくまとめています。そこに絡み合うバターのコクで完成された味わいに。ごはんはもちろん、パンにも合いそうな一品です。また、もやしやえのきなど、すぐに火が通るような野菜を入れてもおいしいですよ!
「バターは一緒に炒めず、最後に乗せることで存在感がアップ! よりバターの風味を堪能できますよ」(加瀬さん)
玉ねぎやコーンの甘みを味噌がうまくまとめています。そこに絡み合うバターのコクで完成された味わいに。ごはんはもちろん、パンにも合いそうな一品です。また、もやしやえのきなど、すぐに火が通るような野菜を入れてもおいしいですよ!
■バリエーション3:ケチャップ&ピーマンでナポリタン風豚こま炒め
「コマタマ」に、ケチャップとピーマンを合わせた一品。「ケチャップとピーマンを組み合わせるのはナポリタンスパゲティから発想を得ました!」と加瀬さん。うんうん、間違いないですよね!
[材料]
コマタマ 1回分
ピーマン 1個
ケチャップ 大さじ1
酢 大さじ1
醤油 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
コマタマ 1回分
ピーマン 1個
ケチャップ 大さじ1
酢 大さじ1
醤油 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
ピーマンはひとくち大にカットします。
コマタマ、ピーマン、ケチャップ、酢、醤油、砂糖大さじ1/2をフライパンに入れて煮詰めます。器に盛り付けて完成です。
「ポイントはお酢。ケチャップにも酸味がありますが、お酢が入ることで酸味が補強され、味をしっかり引き締めてくれます。さらに、ピーマンの苦みもよいアクセントになるんですよ」(加瀬さん)
これをごはんと合わせて、さらにそのごはんを卵で包めば、オムライスにもできそう!
「ポイントはお酢。ケチャップにも酸味がありますが、お酢が入ることで酸味が補強され、味をしっかり引き締めてくれます。さらに、ピーマンの苦みもよいアクセントになるんですよ」(加瀬さん)
これをごはんと合わせて、さらにそのごはんを卵で包めば、オムライスにもできそう!
いかがでしたでしょうか? あらかじめ仕込んだコマタマさえあれば、材料をフライパンで煮詰めるだけで完成する品ばかり。休日に仕込んで冷凍保存しておけば、時間のない平日の夜にも、さっと食べられるスグレモノレシピです。
また、ここに紹介したほかにも、色々なカスタマイズができそう! たっぷり仕込んで、ぜひお試しあれ。
(まにゃむ+どてらい堂)
また、ここに紹介したほかにも、色々なカスタマイズができそう! たっぷり仕込んで、ぜひお試しあれ。
(まにゃむ+どてらい堂)
まにゃむ
ライターでバリスタでパティシエです。基本的に食べ物を作ること・食べることが好き。お店チェックも好き。スイーツ系からコーヒー、居酒屋までなんでもこい。趣味はストリートダンス。食べたカロリーはダンスで消費します。
ライターでバリスタでパティシエです。基本的に食べ物を作ること・食べることが好き。お店チェックも好き。スイーツ系からコーヒー、居酒屋までなんでもこい。趣味はストリートダンス。食べたカロリーはダンスで消費します。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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