ピクニックにぴったり！　卵焼きアレンジを試してみて

甘い派？　しょっぱい派？

お弁当を持ってピクニック♪　お弁当のおかずと言えば、彩りがキレイな卵焼きは外せませんよね。だけどいつもの卵焼きじゃ何かつまらない！　そんな人は変わり種でアレンジを試してみませんか？　筆者がおいしい卵焼きアレンジをご紹介します。

■チーズ

まずはチーズでチャレンジ！　卵焼きを作る際にとろけるチーズを巻き込むだけ。なお、卵はM玉を2個、とろけるチーズは2枚使いましたよ。

中からとろっとチーズがあふれます。チーズが溶けた状態だと形が崩れやすいので、お弁当に入れる場合には冷めてから切るのがオススメ。家で食べるならアツアツを楽しんで。

チーズ以外の調味料は入れなかったのですが、チーズの塩気だけで充分味がついています。お好みで塩やお醤油を加えても良いかも。

おいしさ：☆★★★★
見た目：☆☆☆★★
変わり種度：☆☆☆☆★

■ベーコン×ブラックペッパー

続いてベーコン。溶き卵には適量ブラックペッパーを加えます。

あらかじめベーコン（3〜4枚）を軽くフライパンで焼いておき、卵をくるくると巻く時に挟み込んでください。ベーコンに厚みがあるため、巻くのに少しコツがいります。卵に火が通り過ぎると巻き込みにくいので、最初は弱めの中火で作るのがオススメ。

できあがり！　見た目にピンク色が入るのでより鮮やかになりますね。

卵とベーコンの組み合わせはもちろん相性も抜群で、強めに効かせたブラックペッパーがアクセントになっています。

おいしさ：★★★★★
見た目：☆★★★★
変わり種度：☆☆☆☆★

■大葉×鰹節×白だし

次に使うものは大葉と鰹節。味付けには白だしを少々使います。卵に鰹節と白だし（小さじ1/3ほど）を入れ、溶いておきます。白だしではなく顆粒だしでもOKですよ。

卵を巻く時に大葉を2〜3枚挟み込みます。なお、本来のだし巻き卵はだしを水で希釈して作るのが正解。その分焼き方は難しくなりますが、本格的なだし巻き卵にチャレンジしたい人は、白だし小さじ1に対して水大さじ4を加えて作ってみて。

グリーンがキレイな卵焼きのできあがり。口に入れれば、だしと大葉の香りが広がります。だしの量はお好みで。この分量だと多少濃い味の卵焼きになります。鰹節の味を楽しみたい人はだしの量を減らすor入れなくても良いかも。

おいしさ：★★★★★
見た目：☆★★★★
変わり種度：☆☆☆★★

■塩昆布×ねぎ

塩昆布と小口切りにしたネギを使います。ネギは冷凍のものでもOK。これらを卵に混ぜて焼くだけ。

断面がちょっと怖い……。黒いぶつぶつに見えているのが塩昆布ですね。

味付けしなくても塩昆布のおかげで、卵焼きにはしっかり味がついています。ネギの味わいも加わって、見た目に反してすごくおいしい。切りにくいことも巻きにくいこともなく、混ぜて焼くだけなので今回1番簡単でした。

おいしさ：★★★★★
見た目：☆☆☆☆★
変わり種度：☆☆★★★

■コーンポタージュスープ

コーンポタージュスープを加えるとおいしい、という情報を筆者はゲット。本当に……？　と疑心暗鬼になりながらチャレンジです。

作り方は簡単、卵にコーンポタージュスープ1袋を混ぜて、そのまま焼くだけ。粉っぽいので、卵液が混ざりにくく焦げやすいので注意。

完成！　見た目は普通の卵焼き。強いて言えば少しだけ卵が分厚いです。

実は焼いている間からずっと、コーンスープの匂いが台所を満たしていました。できあがりの卵焼きからも甘いポタージュの良い匂い……。

コンポタ味の卵焼き、案外悪くない！　むしろ良い!!　他の4つがしょっぱい系の卵焼きだったので、甘めの味付けでほっこりとした気持ちになれました。お砂糖の味付けとはまた違う甘さで、新感覚の食べ物に出合えた気分です。ただし家族の反応は「おいしいけれど、やっぱり別々に食べたい」でした（笑）。

おいしさ：☆★★★★
見た目：☆☆★★★
変わり種度：★★★★★

お弁当には必ず入れるのに、いつも同じ味付けになりがちな卵焼き。たまには違う具材や味付けて、変わり種卵焼きアレンジを楽しんでみては？　きっと、お弁当作りも楽しくなりますよ。

（伊東ししゃも＋ノオト）

伊東ししゃも

フリーライター。元システムエンジニアで、趣味はインターネットとパン作り。食べることも大好きで、流行ってるグルメは見逃せない！　現在2児の母。すっかり失われかけた女子力を、また取り戻そうと奮闘中。

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