面倒くさいのはイヤ! ズボラさんにおすすめの「つくりおき食堂」レシピ
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

面倒くさいのはイヤ! ズボラさんにおすすめの「つくりおき食堂」レシピ

第12回 クリエイターインタビュー
電子レンジがあれば作れる!
常備菜作りを日課にしたくても、作るのって結構手間だし面倒くさい……。そんな悩める女子必見のレシピブログ「つくりおき食堂」をご存知でしょうか。
Twitterでも人気のまりえさん(@mariegohan)が提案してくれるレシピは、どれも時短で、手間のかからないものばかり! 食材や調味料もおなじみのものなので、思い立ったらすぐに作れるのも魅力的。作り置きのコツや忙しく働く女子でもできるおすすめのレシピをまりえさんに伺いました。

■原点は「少しでもラクしたい!」

──まずは、簡単に自己紹介をお願いします。

「30代のワーキングマザー、まりえと申します。レンジだけで作れる時短おかずを中心に『忙しいけど料理がしたい』『時間がないけど手作りご飯を食べたい』という方々に向けて、スキマ時間にサッと作れてパッと味が決まる簡単レシピを発信しています」

──作り置きレシピを考え出したきっかけは何だったのですか?

「私自身がズボラ人間なので、洗い物を減らして少しでもラクしたい! という思いからビニール袋ひとつで作れる簡単おかず、耐熱性のタッパーを使って調理してそのまま保存できる作り置きおかずに注力し始めました。洗い物が少ないと料理のハードルが下がるので、ぜひお試しくださいね」
早速、まりえさんに、おすすめの作り置きレシピを聞いちゃいました。

■レンジだけで作れる中華春雨

耐熱容器に水250ml、酢大さじ3、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ2、ごま油大さじ1、鶏がらスープのもと小さじ1を入れます。

細長く切ったにんじんと春雨を調味料の入った容器に入れ、ふんわりとラップをかぶせて600Wで4分加熱します。春雨はこんな風に容器から飛び出していて大丈夫。春雨は耐熱容器に入れる前に3秒ほど流水をかけて湿らせておくのがポイントです。

4分加熱後、いったんラップを外して、全体をざっくりとかき混ぜてください。再度ふんわりとラップをかぶせたら、追加で4分加熱。
きゅうりもハムも細長く切っておきます。きゅうりは塩ひとつまみと一緒にビニール袋に入れ、袋の上から手でもんで水分を出してください。
粗熱が取れ、春雨が水分をある程度吸ったら、全部混ぜてできあがり。中華春雨ってこんなにラクに作れるんだ……と目からウロコ。味もバツグンです。食欲がなくても食べやすそう。

「さっぱり味で食べやすい定番の中華春雨です。春雨はお湯で戻さず、レンジで戻すので楽に作れます。お店で売っている味に近く、コストもボリュームも大満足の一品ですよ」(まりえさん)

■レンジだけで作れる鶏チャーシュー

鶏もも肉または鶏むね肉を1枚(約300g)用意し、皮にフォークで穴を開けます(10回ほど)。しょうゆ大さじ2、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、オイスターソース大さじ1/2、酢小さじ1を耐熱容器に入れ、混ぜておきます。
耐熱容器に皮を下にして鶏肉を入れ、ふんわりラップをかぶせて電子レンジ600Wで3分30秒。鶏肉をひっくり返して、再度2分加熱。最後に5分ほどレンジ内に放置して、予熱で火を通してできあがり。なお、耐熱容器のふたをななめにかぶせると、ラップの代わりになるそうです。
一口食べてリピ決定!! 鶏チャーシューって、下味を漬けたり、圧力鍋を使ったり、手間がかかるイメージだったのですが、まさかレンジだけで調理時間10分でできるとは……。筆者は鶏もも肉を使いましたが、鶏むね肉でも作ってみたい!

「耐熱容器ひとつで完成してそのまま保存できるお手軽なメインおかずです。タレがおいしいのでご飯にかけてチャーシュー丼にすれば1品で晩ご飯にもなります。ご飯が進む味なのでお弁当に入れるのにもぴったり!」(まりえさん)

■麻婆厚揚げ

一口サイズに切った厚揚げ1枚(180g)と、豚ひき肉50g、みじん切りのねぎ1/3本、焼肉のタレ大さじ2、豆板醤小さじ1/2を全て耐熱容器に入れ、ざっくりとかき混ぜます。あとはふんわりとラップをかぶせて電子レンジ600W、3分チンするだけ。
厚揚げもネギもハサミを使ってカットするので包丁も使いません。慣れれば5分以内で作れる一品です。おいしすぎて箸が止まらない……! ちなみに筆者は今週3回作りました(笑)。

「一人暮らしの女性ならメインおかずになりますよ。ご飯に乗せて麻婆厚揚げ丼にしても◎。時間とお金の両方を節約できる万能選手です。ただし、厚揚げは日持ちしないので厚揚げの賞味期限内に食べてくださいね」(まりえさん)

■電子レンジと耐熱容器があればいい!

──失敗しない作り置きのコツを教えてください。

「必ず冷ましてから冷蔵庫に入れてください。フタの裏についた水分は気付いたらすぐ拭き取ること。あたたかいまま冷蔵庫に入れてしまうと、容器の内側に水滴がたくさんついて料理に流れ落ち、傷みやすくなります」

──作り置きにチャレンジしたい女子にメッセージをお願いします。

「自炊のメリットは何といっても『節約』。冷蔵庫に作り置きおかずがあると外食が減り、気が付くとお金が貯まっています。つくりおき食堂のレシピは、キッチンスペースが限られている一人暮らしの方こそおすすめです。『これから自炊始めてみようかな』という方に作ってもらえたらとてもうれしいです」
まりえさんはブログやTwitterの他、Instagram(@tsukurioki_shokudo)でも活躍し、5月17日には初のレシピ本「忙しい人専用『つくりおき食堂』の超簡単レシピ」を扶桑社から発売予定です。Amazonで予約開始早々、本の売れ筋ランキングで1位を獲得した注目のレシピ本なんですよ。これからもおいしそうな作り置きレシピから目が離せませんね!

画像提供/まりえ

(伊東ししゃも+ノオト)
伊東 ししゃも
伊東 ししゃも
フリーライター。元システムエンジニアで、趣味はインターネットとパン作り。食べることも大好きで、流行ってるグルメは見逃せない! 現在2児の母。すっかり失われかけた女子力を、また取り戻そうと奮闘中。
フリーライター。元システムエンジニアで、趣味はインターネットとパン作り。食べることも大好きで、流行ってるグルメは見逃せない! 現在2児の母。すっかり失われかけた女子力を、また取り戻そうと奮闘中。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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