蒸し暑い気候や、日差しが強い日が続く真夏。ヘアカラーの退色や毛先のパサつきなど、知らず知らずのうちにヘアダメージが蓄積されているかも! john masters organics TOKYOヘッドセラピストの山根亜衣さんにどのようなケアをするべきかお話を伺いました。
■ダメージは倍以上!? 紫外線はこんなトラブルの原因が
──顔には日焼け止めを塗るのですが、髪にも日焼け対策が必要なのでしょうか?
「実は頭皮は顔の倍以上の紫外線を浴びています。その分ダメージも多くなってしまうので、対策が必要です。真夏は髪の毛、頭皮それぞれのトラブルが起こりやすい季節なんです」
──髪にも頭皮にも影響がでてしまうんですね。
「髪の毛を構成するタンパク質は熱ダメージを受けやすく、切れ毛や抜け毛、白髪などが起きやすくなります。その他、カラーが退色してしまったり、髪色が赤茶色に見えるように変色が進んでしまったりする場合があります。熱によって髪の毛のキューティクルがはがれてしまい、メラニン色素が破壊されてしまうんです」
──頭皮にはどんなダメージがありますか?
「5月~6月ごろの日差しは、シミになってしまうなど肌の内側への影響が出るようなものなのですが、7月~8月の紫外線はより強く肌の表面を焼くような紫外線になります。そのため、頭皮の乾燥が起こってしまったり、赤く炎症してしまったりすることがあります。
汗をかくことによって頭皮の皮脂・油分の分泌が多くなり、毛穴の詰まりや頭皮のムレが気になるといったケースもありますが、実は紫外線の影響や、エアコンの冷風などによっても頭皮が乾燥してしまい、頭皮がインナードライの状態になってしまう人も多いんです」
「実は頭皮は顔の倍以上の紫外線を浴びています。その分ダメージも多くなってしまうので、対策が必要です。真夏は髪の毛、頭皮それぞれのトラブルが起こりやすい季節なんです」
──髪にも頭皮にも影響がでてしまうんですね。
「髪の毛を構成するタンパク質は熱ダメージを受けやすく、切れ毛や抜け毛、白髪などが起きやすくなります。その他、カラーが退色してしまったり、髪色が赤茶色に見えるように変色が進んでしまったりする場合があります。熱によって髪の毛のキューティクルがはがれてしまい、メラニン色素が破壊されてしまうんです」
──頭皮にはどんなダメージがありますか?
「5月~6月ごろの日差しは、シミになってしまうなど肌の内側への影響が出るようなものなのですが、7月~8月の紫外線はより強く肌の表面を焼くような紫外線になります。そのため、頭皮の乾燥が起こってしまったり、赤く炎症してしまったりすることがあります。
汗をかくことによって頭皮の皮脂・油分の分泌が多くなり、毛穴の詰まりや頭皮のムレが気になるといったケースもありますが、実は紫外線の影響や、エアコンの冷風などによっても頭皮が乾燥してしまい、頭皮がインナードライの状態になってしまう人も多いんです」
■ドキドキの頭皮チェック!
──頭皮のトラブルは気になるけど、自分で見ることができないので、知らず知らずのうちに症状が出ていたら怖いですね。
「店頭では頭皮の状態をチェックできますよ! すぐに自分の目で見ることができるのでチェックしてみましょう」というわけで生まれて初めて筆者も頭皮チェックをしていただきました! 日ごろからシャンプーやコンディショナーで気を付けているし……と思っていましたが。
「店頭では頭皮の状態をチェックできますよ! すぐに自分の目で見ることができるのでチェックしてみましょう」というわけで生まれて初めて筆者も頭皮チェックをしていただきました! 日ごろからシャンプーやコンディショナーで気を付けているし……と思っていましたが。
写真のように根元の皮がめくれていました!
「乾燥している証拠ですね。ゼリー状の油分が酸化している毛穴の汚れも見られるので、この季節に多い混合タイプの頭皮状態です。頭皮環境のダメージがムレやにおいの原因にもなってしまいます」
「乾燥している証拠ですね。ゼリー状の油分が酸化している毛穴の汚れも見られるので、この季節に多い混合タイプの頭皮状態です。頭皮環境のダメージがムレやにおいの原因にもなってしまいます」
■正しいシャンプーでしっかりヘア&頭皮ケア
──この季節はどんなケアが必要ですか?
「キューティクルを保護するような保湿アイテムを使うのがオススメです。スタイリングは、一度手にスタイリング剤をなじませてから使っていくといいですよ」
──頭皮は乾燥していたり、べたつきが気になったりとそれぞれの悩みがあると思いますが、どのようにケアしていけばいいんでしょうか。
「気付かぬうちに乾燥しやすい夏場は、ベースのシャンプーを保湿性の高いものにしていくと毎日のシャンプーでケアできます。より乾燥が気になる人は、頭皮用のミストなどプラスの栄養を与えてください」
──ムレやにおいが気になる場合にするべきことはありますか?
「ムレやにおいの原因となる皮脂汚れは、しっかりと汚れや油分を落としていくことが大切です。シャンプー前にブラッシングをして汚れを浮かせる、お湯でしっかりすすぐ予洗いを丁寧に行うだけでも、8割方の汚れは落とせるので、毎日のシャンプーの際に意識してみてください。
さらに、週に2回くらいミント系のスッキリとした使用感のシャンプーを使うなど、爽快感のあるアイテムで酸化した油分を落としていくこともオススメです。
また、メイク落としと同じ要領でアルガンオイルを使った集中的なケアを週に1度取り入れるだけでも、余分な油分をしっかり落とせます」
──しっかり汚れを落とすように洗うことが大切なんですね。
「はい。合わせてシャンプーやコンディショナーなどを頭皮に残さないことも大切です。皮脂汚れだけでなく、落ちきっていないシャンプーやコンディショナーが毛穴の詰まりの原因になってしまいますから。ケアをした後はしっかりとすすいで流してください」
──その他に気を付けるべきことはありますか?
「シャンプーを行う時間帯にも注意してください。その日の汚れはその日のうちに落とすようにしましょう。朝にシャンプーをすると、紫外線から頭皮を守る自然な油分も流してしまうため、紫外線ケアの視点からだとNGなんです。寝癖が気になる場合はお湯で流すだけにするなど、頭皮に必要な油分を流しすぎないようにしていきましょう」
「キューティクルを保護するような保湿アイテムを使うのがオススメです。スタイリングは、一度手にスタイリング剤をなじませてから使っていくといいですよ」
──頭皮は乾燥していたり、べたつきが気になったりとそれぞれの悩みがあると思いますが、どのようにケアしていけばいいんでしょうか。
「気付かぬうちに乾燥しやすい夏場は、ベースのシャンプーを保湿性の高いものにしていくと毎日のシャンプーでケアできます。より乾燥が気になる人は、頭皮用のミストなどプラスの栄養を与えてください」
──ムレやにおいが気になる場合にするべきことはありますか?
「ムレやにおいの原因となる皮脂汚れは、しっかりと汚れや油分を落としていくことが大切です。シャンプー前にブラッシングをして汚れを浮かせる、お湯でしっかりすすぐ予洗いを丁寧に行うだけでも、8割方の汚れは落とせるので、毎日のシャンプーの際に意識してみてください。
さらに、週に2回くらいミント系のスッキリとした使用感のシャンプーを使うなど、爽快感のあるアイテムで酸化した油分を落としていくこともオススメです。
また、メイク落としと同じ要領でアルガンオイルを使った集中的なケアを週に1度取り入れるだけでも、余分な油分をしっかり落とせます」
──しっかり汚れを落とすように洗うことが大切なんですね。
「はい。合わせてシャンプーやコンディショナーなどを頭皮に残さないことも大切です。皮脂汚れだけでなく、落ちきっていないシャンプーやコンディショナーが毛穴の詰まりの原因になってしまいますから。ケアをした後はしっかりとすすいで流してください」
──その他に気を付けるべきことはありますか?
「シャンプーを行う時間帯にも注意してください。その日の汚れはその日のうちに落とすようにしましょう。朝にシャンプーをすると、紫外線から頭皮を守る自然な油分も流してしまうため、紫外線ケアの視点からだとNGなんです。寝癖が気になる場合はお湯で流すだけにするなど、頭皮に必要な油分を流しすぎないようにしていきましょう」
■お風呂以外でも! すぐにできるちょっとした気づかいケア
──アウトバスのケアで大切なことはなんですか?
「ブローの際に日焼けによって凝り固まった頭皮を柔らかくするため、ブラッシングで頭皮マッサージをするだけで、健やかな頭皮の状態を保てます。前、左右、後頭部、根元から引き上げるように行うのがコツ。皮膚はつながっているので、リフトアップの効果も期待できますよ!」
「ブローの際に日焼けによって凝り固まった頭皮を柔らかくするため、ブラッシングで頭皮マッサージをするだけで、健やかな頭皮の状態を保てます。前、左右、後頭部、根元から引き上げるように行うのがコツ。皮膚はつながっているので、リフトアップの効果も期待できますよ!」
──外出先で気を付けることはありますか?
「帽子や日傘で直射日光を避けることも、簡単に紫外線の影響を軽減させることができます。また、こまめに汗を拭く、縛っている髪の毛は気がついたらほどいて風通しをよくして熱を冷ますだけでも、気になるにおいやムレのケアにも繋がりますよ。
さらに、皮膚や頭皮の状態の乱れにも繋がりやすいホルモンバランスを整えるために、インナーケアも大切です。抗酸化作用の高いビタミンCやリコピンを含んだ野菜や果物を積極的に摂取しましょう」
さまざまなダメージが気になってしまう夏の季節。あれやこれもと特別なケアをするよりも、シャンプーやこまめなケアなど日ごろから行っているケアを無理なく積み重ねてみて。健やかな頭皮・髪の毛を守って快適に夏を過ごしましょう!
(Ryo Yoshinaga+ノオト)
「帽子や日傘で直射日光を避けることも、簡単に紫外線の影響を軽減させることができます。また、こまめに汗を拭く、縛っている髪の毛は気がついたらほどいて風通しをよくして熱を冷ますだけでも、気になるにおいやムレのケアにも繋がりますよ。
さらに、皮膚や頭皮の状態の乱れにも繋がりやすいホルモンバランスを整えるために、インナーケアも大切です。抗酸化作用の高いビタミンCやリコピンを含んだ野菜や果物を積極的に摂取しましょう」
さまざまなダメージが気になってしまう夏の季節。あれやこれもと特別なケアをするよりも、シャンプーやこまめなケアなど日ごろから行っているケアを無理なく積み重ねてみて。健やかな頭皮・髪の毛を守って快適に夏を過ごしましょう!
(Ryo Yoshinaga+ノオト)
Ryo Yoshinaga
気になることはなんでも知りたい、どこでも行きたい!そんな体当たりで等身大の記事をお届けします。普段はシンガーソングライターとして、日常で感じる小さな感情のゆらぎを言葉にして歌っています。最近は北欧雑貨集めとハーバリウム作りがマイブーム。
気になることはなんでも知りたい、どこでも行きたい!そんな体当たりで等身大の記事をお届けします。普段はシンガーソングライターとして、日常で感じる小さな感情のゆらぎを言葉にして歌っています。最近は北欧雑貨集めとハーバリウム作りがマイブーム。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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