『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』や『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』など、著書を多数出版し、 Twitterフォロワー数は計30万を越える謎の主婦・ＤＪあおいがアラサー女性の恋愛や婚活に関する悩みに回答！

オタク趣味に対する偏見って、女性の方が強いんですよね。
女性は帰属意識が高い性質を持っていて、自分の属する集団の価値観に合わせる傾向があります。
良く言えば親和性が高いのが女性の集団なのですが、悪く言えば多様性が低いのが女性の集団です。

その中で特異な趣味であるオタク趣味を持っていると、　『みんなと同じではない』　というだけで罪深い趣味に感じられてしまうんですよね。
他人には理解し難い趣味だと勝手に思い込んでしまい、自分自身がオタク趣味に対する偏見を持ってしまい、自己開示ができなくなってしまうということです。

しかし、男性はオタク趣味にはわりと寛容です。
というのも男性というのはだいたいはオタク的な性質を持っていることが多いからです。
女性にはマルチタスクな性質があるのですが、男性はシングルタスクな性質があり、基本スペックがすでに　『狭く深く』　というオタク気質に出来ている場合が多いので、男性には凝り性の人が多かったり収集癖のある人が多かったりするのですよ。

趣味は違えど趣味への理解のあるオタク女子は男性と親和性が高いので、オタク女子はわりと男性に人気があったりするのです。

あざとい女性になると男性にモテるためにオタクを公言するほど（にわかのくせに）、オタクというのは今や婚活や恋活の武器になりつつあるものなのですよ。

腐女子（BL好き）や廃人レベルの男性アイドルオタでない限り、二次元趣味でも2.5次元趣味でも良識のある範囲のオタク趣味なら許容範囲。
男性というのは趣味を共有することよりも趣味に対する理解を求めているものですからね。
せっかく集めたコレクションを男性がいない間に捨ててしまうオタク心のわからない不届きな女性よりも、オタク心のわかる女性を好むものなのです。

男性にとってオタク趣味を持った女性というのは天使であり女神であり
それは隠すものではなく、チャンスがあればそれとなく自己開示すべきもの。

スイカには塩、カレーにはココア、女性にはオタク趣味。

それは甘みとコクを際立たせるエッセンスになってくれるものになるでしょう。